• カテゴリー別アーカイブ 氷見のこと
  • 氷見市立博物館

    密かに気に入っています。市立博物館。

    原始からの氷見の歴史、漁業、暮らしが分かります。そもそも「ひみ」という名前の由来、いくつか説があるのですが、 かつては海だったところの水が干上がって「干水」→「ひみ」という音になったというのが一説。地元民にとっても、なるほど〜がいっぱい詰まった場所です。

    現在は、「氷を見る」と書く「ひみ」ですが、とても風情がある字と音ですねと、ある日京都の問屋さんが仰いました。クールな中に、ちょっとした艶っぽさが漂っていて、とても良い雰囲気。それで、発音してみると「ひみ」。なんか可愛い、なんて仰るんです。その方にとっては、凛とした女性のイメージ なんだそうです。呉服を扱う問屋さんらしく、情緒的なご意見だなぁと、氷見で生まれ育った私にとっては、とっても新鮮でした。その日からでしょうか、私の中での氷見のイメージが少し変わり始めたのは。捉え方によっては、結構ロマンチックなところなのかも…。

    というワケで、博物館に行って原点に戻ってみたのでございます。氷見の魅力は、他県の皆様から教わることが多いです。

    氷見市立博物館のサイトはこちら


  • ぐるっと商店街観光&昼食MAP

    さて、氷見の見どころ、食べどころ、面白グッズなどをいろいろ紹介した、ぐるっと商店街観光&昼食MAPなるものができました。氷見へお越しの際には、是非、片手にこのマップを。折り畳み式でレイアウトも楽しく、ながーい長い商店街の特徴がうまく捉えられております。

    この長い商店街、意外にも他県の方に人気なのです。当店には、取引先の京都から毎月問屋さんが見えるのですが、まっすぐ長い通りを車で走るのが気持ちいいとよく言われます。全国を回られる問屋さん方に、氷見はとても魅力的なところのようです。他のどこよりも食べ物が美味しいと、氷見出張を楽しみにされています。

    さて、この地図にも載っております「忍者ハットリくんポスト」の前に、染家京加納という呉服屋があります。そこが、きものの館絲穂の始まりです。今は、ウィンドーにはクリスマスツリーの帯が飾られております。ちょくょく展示も変わるので、商店街を通られる時には、ちょっと足を止めて御覧下さい。もっと見てみたい、ここらでコーヒーブレイクしたいなんてことになれば、そのまま絲穂にお越し下さい。日宮神社を右折、しばらくまっすぐ、一二三亭が見えたら左に曲がって下さい。割烹しげはまさんの並びです。コーヒー、きもの、ギャラリーという看板が出ています。塀囲いのお店、見つけてくださいね。

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  • きときと

    めっきり寒くなりました。ブリの美味しい季節です。先週も、関西からのお客様が魚恵さんでブリのお刺身に舌鼓を打たれ、氷見を満喫して帰られました。

    さて、氷見弁の代表格に「きときと」という表現があります。「きときとの魚」という言い回しで、お魚が新鮮で活きの良い様を表します。他にも「きときとの目をした子供」など、子供の目がきらきらと輝き元気な様を表したりもします。きときと感をアップさせたい時は、「きっときと!!」と小さい「つ」を入れ、オーバーに表現することもできます。

    きときとのお魚が皆様をお待ちしているこれからの季節、是非、舌だけでなく耳や口でも氷見を満喫して下さい。イントネーションなど地元民に聞いてみるもよし、ネイティブを気取って会話に取り入れてみるもよし、です。


  • 氷見のお宿──こーざぶろう──

    県外からお客様がいらしたらよくご紹介するお宿に、こーざぶろうさんがあります。今回、神戸からお越しの親子さんもお泊まりになりました。

    気楽にくつろげる 雰囲気のこーざぶろうさんは、小さいお子様をお連れの方に人気です。お料理は、お洒落に少しずつ、けれどお腹は大満足という感じです。

    何より、目の前が海という最高のロケーションが嬉しいです。こちら、朝の風景。とてもきれいです。

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    さてこちら、あいやまガーデンの噴水です。初めて行きました。好きでした(笑)

    バラを始め、いろいろな花を見ながらとにかく歩くというのが、ヒットでし た。今ちょうど秋バラのシーズンということですので、皆さま是非お出かけくださいませ。

    この日、来春公開予定の『さくらさくら』という映画の撮影をしてい ました。どの風景がどんな風に使われているのか、ちょっとわくわくしますね。

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  • おだまき

    氷見にお越しになったなら、おかべさんの「おだまき」を、是非どうぞ。

    中のあんと外のお餅のバランスが絶妙で、クセになります。

    定休日は水曜。 午前中に行かなければ売り切れてしまいます。

    お赤飯も、とても美味しいですよ。

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  • てふてふ

    micchoがこちらで紹介していた、氷見海浜植物園の「蝶とカブトムシ展」に行ってきました。

    まずはクワガタ。触ることができます。

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    久しぶりに見たミヤマクワガタ。けんかしてますね。

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    こちらはカブトムシ。子供たちも自由に触れていましたが、足がちぎれていたりということはありませんでした。

    kabuto

    温室の中にはチョウチョが放たれていました。外国産のかなり大きなチョウチョでした(名前は失念しました)。

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    蜜を吸っています。かなりカメラを近づけても逃げませんでした。

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    ちょっと休憩。氷見でしか販売されていないジェラートだそうです。植物園の売店で購入できます。

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    夜は、以前も紹介したきときと舎さんに行きました(こちらも)。自分の中で定番化している、串カツ、焼きそば、ポテトサラダなどを食べつつ、赤ワインを飲みました。

    ポテトサラダ。かなりたっぷりしています。これと赤ワインとガーリックトーストなどをとれば、簡単な夕食になりそうです。

    salad

    前回の紹介記事では、酔っぱらって撮影し忘れていた串カツです。これもどっしりとした質感。

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    焼きそば。くどい味付けではないので、あっさり胃に収まります。

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    今回出してもらった赤ワイン。南アフリカの “KOELENBOSCH” という銘。まろやかで、ほどほどのボディーがあり、どんな料理にも合いそうです。

    wine

    赤ワインのアテとして出してもらった、チーズの盛り合わせ(フラッシュが強すぎて、白く画像が飛んでしまってますが…)。右側に写っている、クラッカーにクリームチーズを塗り、プルーンをのせたものが美味しかったです。

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  • 氷見牛を食べる

    引き続き裏管理人です。

    氷見に着いたその日の夕食は、氷見漁港近くのステーキハウス「ラ・メール」(La Mer)さんで、氷見牛をいただきました。

    目の前の鉄板で焼いてくれます。

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    鉄板の向こう側の様子。

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    今日はお肉なので最初から赤ワインにしました。オーストラリアの “Black Opal” という銘。ほどよくまろやかで、舌にひとつまみの苦みを残してくれるので、肉に合いそうです。

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    サラダが出ます。和風ドレッシングでした。この日は暑かったので、よく冷やされたサラダが、ほてった口中に気持ちよかったです。

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    ニンジンの冷たいスープ。彩りが綺麗ですね。ニンジンの品のよい甘みが活かされていました。

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    まず野菜を焼いてもらいます。

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    ナス、ピーマン、シイタケ、カボチャ。あっさりと塩こしょうだけなので、焼き肉などのときの、しょうゆダレとは違って、いくらでも食べられそう。

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    いよいよ氷見牛を焼いてもらいます。

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    個人的には、脂身が入っていない赤身の歯ごたえと香ばしさが好きなので、好みにぴったりと合っていました。

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    ご飯とお味噌汁が付きます。

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    漁港が近いので、海鮮の鉄板焼きもおすすめなのですが、この日はお盆明けということで、ほたてなどの仕入れがなかったので、エビを焼いてもらいました。最後にガーリックバターで味付け。

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    写真だと、量が少ないように見えるのですのが、これで満腹でした。

    場所などはこちらをどうぞ。ランチもやっています。基本的にオーナーシェフがお一人で切り盛りされていますので、夜は予約することをおすすめします。


  • テーマは命─植物園園長の金言─

    以前にもブログでご紹介しました氷見の海浜植物園では、夏休みの時期には毎年、蝶とカブトムシ展が開催されています。先日は、園長さんの信念を伺うことができました。植物園のテーマは「命」、それは絶対にブレないモットーなのだそうです。 蝶とカブトムシ展を初めて試みた年は、カブトムシの足をもぎ取ってしまう子供がたくさんいました。心の痛いことですが、この子たちが成長して、いつか命の大切さに触れた時に、足を取られたカブトムシのことを思い出してくれればいい、そのことを悔いてくれればいいという願いを込めて、この企画を継続したとのこと。

    今年で4年目、注意する見張りがいなくても、不思議とカブトムシをいじめる子供が減ってきたそうです。「人間の集団行動って不思議ね。信念を持って続けてみれば、だんだん良くなっていくわ。」と園長。まさに、継続は力なり。 土日は、押し花教室もあるそうです。きれいな蝶を見るのも、カブトムシと遊ぶのも、押し花にチャレンジするのも、ずべて命の体験、命の学びです。

    今年の夏は、親子で家族で命のあり方を確認してみてはいかがでしょう。蝶とカブトムシ展、今月31日までです。


  • 氷見の民宿─魚恵─

    県外からお客様がいらっしゃった時を、よくお連れする民宿がいくつかあります。そのうちのひとつが魚恵(ぎょけい)さん。趣きのある前庭が、まず私たちを迎えてくれます。つい記念撮影をしたくなる雰囲気。漁港のほど近くなので、だいたいどのお部屋からも海が一望できます。

    朝起きて、まず目に映る景色は最高の贅沢ですし、夜に感じる海の気配もまた格別です。お料理は、いかにも民宿といった派手な感じではなく、繊細で上品に氷見の良さが表現されています。

    チェックアウト後は、フィッシャーマンズワーフまで歩いて遊覧船に乗ってみるのもいいでしょう。お天気の良い日は、本当に気持ちが良いですよ。カモメにエサをあげたり、楽しみながら水上を満喫できます。

    もし、高岡の方まで向かわれるのであれば是非、氷見線をご利用下さい。車窓からの雨晴の海は、誰もが感動する絶景です。特にこれからの季節は晴天も味方し、見応えは抜群です。

    魚恵さんについては、7月号の婦人画報(251ページ)を御覧下さい。

    民宿・磯料理 魚恵