染織展のいま、昔

今月3日〜5日に行われました染織展。様々な偶然が重なり、新聞にちらりと載ってしまいました。いかにも説明している風ですが、その実、、、(苦笑)

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18年前の記事が、こちら。この日は、たまたま祖母は洋装です。貫禄は着物の時と変わりませんが…(笑)

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祖母と高桑女史は、収集したたくさんの作品に対して、それが何時代の何であるかというところまで調べ、表記してくれました。私は、しかしそれらの作品の前にあまりに無力でした。例えば美しい紫色は、当時どんな染料で染められたのか、なぜ今はできないのか、その色に特別な意味はあったのか、湧き起こる様々な疑問に対して無知であったことが悔やまれました。今後は、自分の中のクエスチョンにひとつでも答えを出せるよう勉強をすべきだと、この会を通して痛感しました。せっかくご縁があって集まってくれた作品たちと、向き合えるようになることが目標です。いつか、その目標を少しでも達成できた時に初めて、新聞記事の自分を認めることができると思います。この先、何年かかるか分かりませんが、やってみます。途中でへこたれていたら、皆さま遠慮なくプレッシャーをかけて下さいね。