どちらも、桶染め絞りの作品です。

左の振袖は、大胆に染分けられた桶染めらしい一枚ですね。

右は、吉祥柄の「雲取り」と呼ばれる文様を染分けた作品です。

同じ技法でも、それぞれまったく違う個性を持っていて素晴らしい。

まさに、日本人ならではの感性ですね。

染料に「浸けて」染める絞り染めには、ひとつの色に奥行きがあるので、つい見入ってしまいます。