米沢進之助の帯

風は冷たいですが、日差しは春の様相です。

久しぶりに、米沢進之助の名古屋帯を出してみました。幾つかの抽象花が、進之助スタイルで散りばめられています。技法はしっかりとした和の古典ですが、色遣いや柄の表現に洋の雰囲気が漂います。今の時代にぴったりの、長く愛せる一本でしょう。小紋は千切屋治兵衛。ドットを手描きした、柔らかな印象です。

和小物さくらの新作お草履、すっきりとした白と紺の組み合わせもお楽しみ下さいませ。