• カテゴリー別アーカイブ 氷見のこと
  • 福岡さくらまつり

    好天に恵まれた昨日、母と一緒に高岡は福岡町のさくらまつりに出掛けました。

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    ちょうど桜は満開で、洗心橋からの風景は息をのむほどの美しさでした。ふくおかカメラ館のすぐ近くです。

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    この日のメインイベントは、長安寺さんでのお茶会と雅楽の演奏会。 前列一番右の演奏者は、いちばん偉く演奏の指揮をとる役目の方なのだそうです。美味しいお抹茶と優美な雅楽の調べ。本当に充実した時間でした。

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    さて、母と私のいでたちは。 母は板締め絞りの小紋に、加賀友禅作家 二塚長生(ふたつかおさお)の蘭の帯を合わせて。

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    後ろから見るとこんな感じです。春らしく上品な雰囲気です。

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    私はいつも通り、江戸小紋に本疋田絞りの帯という大好きな組み合わせを。お茶会には、決まってこのパターンです。上にちらりと見えておりますのは、花紋です。八掛と同じ色で刺繍されています。このように、白抜き紋でなく刺繍紋を入れておくとお茶会からちょっとしたお出かけまで、幅広く着回すことができます。

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    そういえば、福岡町といえば映画「おくりびと」の滝田監督の出身地。町の至るところお祝いムード一色でした。

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  • 万葉植物展のご案内

    来る4月11日、12日の両日、氷見市岩瀬の行願寺さんで万葉植物展が行われます。 万葉集に出てくる植物に触れることができる、ちょっとロマンチックなイベント。

    ポスターにありますかたかごの花、控えめではかなげな容姿からは想像もつかないほど、土中では長い長い根を張っているのだそうですよ。

    天馬船川下りと万葉植物、来週末は氷見を満喫できる二日間になりますね。

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    行願寺の地図は下をご参照ください。


    大きな地図で見る


  • 中の橋の桜

    忍者ハットリ君のカラクリ時計でお馴染みの中の橋。ずっとずっと桜並木が続き、この季節は本当に心楽しくなる場所です。 こちら、数日前の桜の様子。いったん冬の気候に戻ったせいで、まだこれからといった具合でした。

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    満開になると、何とも情緒のある風景になります。川面には提灯が浮かび、灯りがともる夜の景色はえも言われぬ美しさです。

    このロケーションでプロポーズなんていかがですか? と、ガラになくロマンチックなコメントもたまにはいかがでしょう(笑)


  • 裏管理人ふたたび:3

    以前きときと舎を紹介しましたが、他のお客さんがいらっしゃったので、店内の様子を撮影することができませんでした。今回、たまたま僕たちだけだったので、すかさず撮影。前回は伝わらなかった店内の雰囲気をご覧下さい。

    いろんな小物、アンティークが置かれているのですが、座っていると本当に落ち着きます。隠れ家に忍び込んでいるような感じ。

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    以前ご紹介したときに、「昔のジャズ喫茶」みたいだと書きました。その印象は今回も変わりません。僕が学生の頃は、このような喫茶店がたくさんありましたが、今では喫茶店そのものの数が減り、ジャズを聞く若者というのも少なくなっているようです。学生街には必ず数軒あったこういうお店は、今や希少価値(学生街の雀荘もそうでしょうか)。

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    自らがジャズ喫茶のオーナーであり、ジャズ評論家でもある寺島靖国さんが、著書の『辛口!JAZZノート』の中で、ご自身が学生の頃に初めてジャズ喫茶に足を踏み入れた頃のことを書いています。ひょっとしたら今もそうかもしれませんが、ジャズ喫茶というのは、他の喫茶店と比べて、初めてのお客さんにしてみれば、何となく敷居が高くて入りづらいというイメージが当時はもっと濃厚だったとのこと。それはそうでしょうね。難解そうに聞こえるので、それなりの蘊蓄とセンスをもっていなければお呼びではないという匂いがジャズにはあります。だから、そのような音楽を専門に聞かせるような喫茶店のお客さん、経営者というのはうるさ型で、知識がない初心者を歯牙にもかけないのではないかと思ってしまいがちです。

    きときと舎には、そのような排他的なところは全くありません。初めてのお客さんでも、よく通う人でも、常に同じ距離感で接してくれます。店内でかかっているジャズについて尋ねると、嫌な顔など全くせずに教えてくれます。

    上の写真を撮ってから2時間くらいが経過した、夜の11時近くだったでしょうか、小学生の娘さんたち3人を連れてやってきたご夫婦がいました。お酒を出す薄暗いお店へ、深夜に近い時間帯でありながら子供を連れてくるということに大変驚いたのですが、どうやら近所で割烹を経営している方のご家族だったようです。つまり、土曜の夜ということもあって、ふだんはなかなかできない家族そろっての晩ご飯をきときと舎でとっていたわけですね。こんな風に家族連れでも気軽に食事が取れるお店です。一方で、カウンターには2次会で飲み直しているお客さんたちもいて、普通のお店ならば相容れないような光景が、違和感なく融けあっています。この店の懐の深さを感じさせる出来事でした。

    ちなみに、上の2枚目の写真に写っている、雑誌を読んで(いるふりをして)いる人は、このブログの本来の管理人です。


  • 裏管理人ふたたび:2

    氷見市海浜植物園に行ってみました。以前、ちょっとだけmicchoが紹介していたことがあります。

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    遠くから見ると、かなり変わったデザインの建物です。

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    4階の展望台部分を下から見上げたところ。

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    温室の中は植物の呼吸でむせ返りそうになっています。

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    特になんてことはない植物にしか見えないのですが…

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    すごい名称がついていました。命名が八方破れです。

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    これはなにやら変わった形の木。

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    これも変わった名称ですが、上の木のような柔軟すぎる発想に基づくのではなく、この木自体がもつ機能に由来するようです。

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    サボテンがいっぱい並んでいました。痛いとわかっていても、どうしても指先で突きたくなるのはどうしてでしょう?

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    最上階(4階)は展望スペースになっています。

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    晴れていたら、もっと眺望が開けているのでしょうね。日本海を遠くに望めます。

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    温室が円の形になっているのが上からよくわかりますね。

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    今のところ入場が無料になっています。この日は「漂流物展」という展示が行われていました。氷見の海岸に漂着する、様々なゴミ、ガラクタをそのまま展示しているだけなのですが、遠く中国(台湾かも?)や韓国などからも、ライターなどが流れてきているのを実際に目にすると、海は世界中をつなげているのだという当たり前の感覚が異化されるような気分になります。


  • 裏管理人ふたたび:1

    久しぶりの「裏管理人」です。5ヶ月ぶりに氷見に行きましたので、micchoに代わっていくつか記事を書かせていただきます。

    氷見に着いた日、5ヶ月前にもご紹介した「お寿司の松葉」さんに行きました。好みの違いもあるのでしょうが、関西にいると魚に飢えるという感じになることが多いので、氷見に行くとまず松葉さんでその飢えを癒すのが恒例です。

    まずはお通しとしてブリ大根。いい飴色になっています。

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    お造り。イカ、タイの子和え。

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    マグロ、エビなど。マグロの脂の乗り方が最高でした。

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    タラの白子です。北海道では「タチ」といって、このようにポン酢で他、味噌汁などにも入れます。最近は高価になってしまい手が出なくなっていますが、子供の頃は冬になるとよくこのタチの味噌汁を食べさせられたものです。正直に言ってグロテスクだったので、当時はあまり箸が進みませんでしたが…。今は大好物です。

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    やはり氷見に来たんだからブリも食べなきゃ。そろそろ今冬のシーズンも終わりです。

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    握ってもらいます。白身とイカ。

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    カニとエビ。エビが舌に媚びてくるのは絶妙。カニも上品な甘みをもっていました。

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    タイとマグロ。お造りでもマグロを食べましたが、ご飯と一緒になるとまた別のおいしさが出てきます。

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    ウニとイクラ。イクラを、柔らかすぎず堅すぎず、口に入れたときにちょうどいい具合につぶれるくらいに仕上げるのは難しい。

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    締めでカッパ巻き。考えてみれば、生のキュウリと酢飯の組み合わせって、不思議ですね。

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    最後はやはりあら汁が出ます。酒粕が入っていて暖まります。この日は、ぬめりをもった魚のあらが入っていたのですが、あれはなんだったのでしょう? 富山ならゲンゲかもしれませんが、あの魚のぬめりはもっとすごかったように記憶しています。

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    今回も大満足でした。


  • その翌日

    下の記事の翌日の28日、昼。絲穂の三件隣、割烹しげはまにて。氷見うどんを使用して作られる煮込みうどんを食す。締めには、魚のたたきの石焼丼。

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    運ばれたら、すぐにかき混ぜます。ジュージューいう音と香ばしい香りが、食欲をそそります。初めていただきましたが、本当に美味しい!!写真でははっきり分からない丼の中身も、是非その目でお確かめ下さい。しげはまさん、木曜がお休みです。お食事の後は、きものの館絲穂でコーヒーを^:^

    bner(クリックすると茂浜のホームページにジャンプします)

    魚のたたき石焼丼についてはこちらにも。


  • 地元民が地元の魅力を再発見する瞬間

    27日、28日と関西、関東より来客あり。共に民宿わたなべにて会食、宿泊し、氷見の魅力を再発見。こちら、お料理の全貌でございます。

    ブリの美味しいこと、エビの甘く美しいこと。。。。!!!

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    カニもたっぷり身が詰まって、美味なり。。。!!!

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    サックリとした食感も良く、頭から尻尾まで完食してしまう美味しさ。この辺りから、食欲はノンストップです!!

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    お約束の照り焼きは、程よい大きさでありながら食べ応え抜群。ああ、幸せ。。。!!

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    こちら、一番人気でした。長芋のあんかけ。優しい味が広がります。

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    最後に出たお魚のお鍋。氷見うどんも楽しめます。この時に、ごはんも一緒に出てきます。かなり満腹なのに、なぜか箸がすすんでしまう美味しいお米。

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    締めはメロンで、すっきりと。ごちそうさまでした。全部、本当に美味しかったです。

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    民宿わたなべは、洞窟のような造りになっているお風呂で有名です。皆様、是非一度足をお運び下さいませ。氷見の中心部より車で約20分。海岸線をずっと走る間、様々な表情の日本海をお楽しみいただけます。美しい風景もごちそうに。氷見に住んでいても、きっかけやチャンスがなければ気付かない氷見の魅力、再発見。

    民宿わたなべのホームページはこちらから。