好天に恵まれた昨日、母と一緒に高岡は福岡町のさくらまつりに出掛けました。
ちょうど桜は満開で、洗心橋からの風景は息をのむほどの美しさでした。ふくおかカメラ館のすぐ近くです。
この日のメインイベントは、長安寺さんでのお茶会と雅楽の演奏会。 前列一番右の演奏者は、いちばん偉く演奏の指揮をとる役目の方なのだそうです。美味しいお抹茶と優美な雅楽の調べ。本当に充実した時間でした。
さて、母と私のいでたちは。 母は板締め絞りの小紋に、加賀友禅作家 二塚長生(ふたつかおさお)の蘭の帯を合わせて。
後ろから見るとこんな感じです。春らしく上品な雰囲気です。
私はいつも通り、江戸小紋に本疋田絞りの帯という大好きな組み合わせを。お茶会には、決まってこのパターンです。上にちらりと見えておりますのは、花紋です。八掛と同じ色で刺繍されています。このように、白抜き紋でなく刺繍紋を入れておくとお茶会からちょっとしたお出かけまで、幅広く着回すことができます。
そういえば、福岡町といえば映画「おくりびと」の滝田監督の出身地。町の至るところお祝いムード一色でした。