• お着物をご覧のお客様

    当店でお着物をご覧になりたいお客様へ

    ゆっくりと商品をご覧いただくためにも、事前のご予約をお勧めいたします。

    遠方よりお越しの方は、高岡駅、新高岡駅、氷見駅に迎えに上がることもできますので、遠慮なくお尋ね下さいませ。

    ☎0766-74-6218

    Mailでのご予約はこちらまで。

    営業時間は2015年9月より10時より17時までとさせていただいております。17時を過ぎるようであれば、お電話下さいませ。

    定休日は日曜ですが、お客様のご都合で日曜がよろしい場合は、事前にご予約下さいませ。宜しくお願い致します。

    1階のカフェの営業は2023年8月末日にて終了いたします。詳しくはこちらをご覧ください。


  • 成人の日に

    大震災で延期されていた成人式が、昨日行われました。

    晴天に恵まれ、暖かくとても良い日でした。

    かつて祖母の代にお求め下さった、総絞りのお振袖をお召しになって

    お越しくださいました。

    少し朱みがかった地色が印象的です。日本の手仕事、総絞りは、やはりいつまでも美しいです。

     

    ずっと大切にして下さり、本当に嬉しいです。

    本当の春がやってきました。


  • 臈纈染めの付下げ小紋

    更紗のモチーフを全体にちりばめた、臈纈染めの付下げ小紋です。

    染の百趣矢野製。

    美しい色合い、柔らかな雰囲気、ドレスを纏うような感覚です。

    無地感の帯を合わせて、すっきりと。

    かつて染の百趣矢野で、限定数だけ染められた帯揚げです。

    銀の箔がほどよくキラキラと。普段使いにも、フォーマルシーンにも活躍します。

    (左)春らしい色合いの紬に合わせました。帯は、上原美智子作。

    (右)白鷹綾織の無地に合わせました。帯は、熊谷好博子作。

     


  • ほんの一部です、まだまだお見せしたいです

    『美しいキモノ』春号、染の百趣矢野55周年記念ページに寄せて。

    大作を広げてみました。

    濃紺の色留袖です。すっきりときっぱりと、古典的ですがいつまでも新鮮な作風です。

    捻金織の帯を合わせて格調高い装いです。

    坂井修作、蒔糊の訪問着です。シンプルですが、表情の豊かさは、さすがの力量です。

    オパールを織り込んだ帯を合わせて(誉田屋源兵衛)グリーンの濃淡で仕上げました。

    切りがないほど、ご紹介したい作品があります。矢野ファンの方、是非見にいらして下さい。


  • 麹塵染

    日差しが暖かい日が続きます。

    エントランスは、麹塵染め(きくじんぞめ)の色無地です。

    淡いピンク地に手描き友禅の帯を。桜や藤など、折々の花が散りばめられています。

    卒業式、入学式、様々な節目のシーンがやってきます。ひと揃え、いかがでしょう。

    美しい暈しのトートバッグも重宝します。


  • 令和6年2月5日

    暦の上では無事、春になりました。

    ゴールド系でまとめた装いです。

    着物 よろけ水玉

    帯  箔を重ねた黒地

    バッグ シュリンク

    (左)パープル系の装い      (右)ピンク系の装い

    着物 臈たたきの無地    着物 柿渋染め 無地

    帯 東京友禅        帯  首里花織

    そろそろ、袖を通したくなってきました。

     


  • くも、もくもくと

    今年の年賀状は、藤井絞の振袖でした。

    ただ雲ばかりを桶絞りで表現したこの振袖はに、シンプルであるが故の力量があります。

    それぞれの色の深み、色の持つ力を感じます。

    雲には、神様や精霊が宿ると言われました。

    もくもくと上昇する雲は、吉祥柄として喜ばれ愛されてきました。

     

    震災から1ヶ月です。

    どことなく沈んでいた心を雲に乗せて、平らかに立春を迎えたいものです。


  • 春待つ心

    今年の小学校の書き初めは、「春待つ心」でした。

    息子が元旦に清書をし、広げておいた書き初めは、地震で様々な物が壊れ、倒れた中に無事にありました。大きな揺れ、津波が来るかもしれない恐怖、避難場所の寒さ、町の崩壊、当初も今も、様々な傷跡に心が沈むことがたくさんあります。

    ひとりひとりの春を待つ心は、色々でしょう。春になれば、春のような空気が漂うのでしょうか。象徴的な書き初めの文字と、目に映る現状が、心の中でグルグルしています。

    自分の心が満足だと言える一年になればという思いは、更に強くなりました。

    どんな状況にあっても、自分の春を迎えられるよう一歩ずつ進みます。


  • 能登半島地震

    1月1日午後4時10分に発生した能登半島地震によって、氷見市にも大きな被害が出ました。絲穂も、庭の灯籠が倒れたり、一部の壁が落ちたりという損害が出ておりましたが、商品には影響は出ておりません。電気、ガスは止まっていませんが、氷見市内で断水しているところも多く、絲穂でも水は出始めているものの安定はしておりません。そのため、店の本格的な再開につきましては、改めてお知らせすることにいたします。

    幸い、家族はみな無事で怪我などもしていないことをご報告申し上げると共に、今回の大地震で被災された方々へのお見舞いを申し上げます。