当店に喫茶があった時代に、ずっとご愛顧いただいたホットサンドイッチです。
喫茶スタッフが独立し、同じサンドイッチをテイクアウトできるお店を始めてからも、
根強いファンに支えられました。
突然ですが、もう味わうことができなくなりました。
香ばしいかおりを今でも覚えています。
記憶の中で、永遠のサンドイッチとなりました。

富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
六月のとある日、一茶壺庵さんにてとても貴重な企画がありました。
キノコの語り部、松下和香子さんを迎えられ、巻物によるキノコの生態や役割など様々なことを学びました。
実際に、松下さんが北海道のフィールドで採取された野生の様々なキノコ(30種類以上!)が展示され、
実際に10種類以上のキノコの試飲(ロシアンルーレット)が(ひとつひとつ個性があり面白かったです)ありました。
最後は、ドライキノコを使ったお料理です。
キノコごはんとすり流し。キノコそのものの風味が生きており、力強いお料理でした。
キノコのパフェ。アイスクリームが濃厚で絶品でした。
北海道の森の様々な葉のお茶も、香り高くとても美味しいものでした。
装いは、草木染めの単衣に、絽の染め帯を。
今の時期だけの紫陽花柄です。祖母の箪笥より。
みそ蔵カフェにて、懐石秘密箱に参加させて頂きました。
朝茶事についての、あれこれ、いつもながらとても勉強になります。
飯器の色々、手前が最も古い形、奥へ行くほど現代の形、です。
朝ならではのシンプルなお食事でしたが、十分にお腹は満たされ、何より気持ちが満たされました。
始まりのお祈りに中に、今日この食事に見合うだけの自分であるか、行いを反省しますという一説があり、心にひびきました。食事ができるということは、当たり前のことではない、ということを改めて感じました。
金沢からのお客様と共に。
絹紅梅のお着物に、博多献上帯をお召しです。
来月も参加します。
わたくしごとで恐縮ですが、この春、息子が小学校を卒業し中学生になりました。
卒業式にも入学式にも、着物は白鷹の綾織りを選びました。(佐藤新一作)
独特の光沢と、織物とは思えない柔らかな風合いは、今まで感じたことのない贅沢感です。
シルクのドレスを纏っているような。そして、自然と体にまとわりついてくれます。
(左)卒業式には、熊谷好博子の帯を
(右)入学式には、藤井絞の本疋田絞りの帯を
有職織の袋帯もぴったりと合うでしょう。
綴れの帯も合うでしょう。
唐織も、金華山織も合うでしょう。
帯で様々に雰囲気を変えながら、善きフォーマルに仕上がります。
先日、もみじの剪定を終えました。
希望のもみじは、弱った部分がカットされ、生命力あるシルエットになりました。
明日から大雪の予報が出ていますが、まだしっかりと赤い葉をてっぺんに付けています。
9月に予約制に変更してからも、変わらず足繁く通って下さるお客様に感謝致します。お食事会や鑑賞会など、すべて無事に終えられたことにも。いざこざや揉め事がなく、心がスムーズに運びました。何よりも嬉しいことです。
色々なコーディネートをアップしましたが、当店のきものが、やはり一番好きです。いつも良いなと思っています。共感して下さるお客様がいらっしゃる事は、この上ない幸せです。
年内は30日(土)まで営業致します。年始は1月3日(水)から。
是非、ご予約下さいませ。