7月に金沢の国立工芸館へ。
貴重な芭蕉布の展示を堪能して参りました。

黄緑地、赤地、黄色地、柄も様々ありますが、藍色がとても心に残りました。
黒に近い深いふかい藍染には、高貴な雰囲気が漂います。
目にするだけで涙のでる感覚を、久しぶりに味わいました。
手仕事は語ります。響きます。
是非、足をお運び下さいませ。
8月24日までです。

店内に図録をご用意してございます。手に取ってご覧下さいませ。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
六月のとある日、一茶壺庵さんにてとても貴重な企画がありました。
キノコの語り部、松下和香子さんを迎えられ、巻物によるキノコの生態や役割など様々なことを学びました。
実際に、松下さんが北海道のフィールドで採取された野生の様々なキノコ(30種類以上!)が展示され、
実際に10種類以上のキノコの試飲(ロシアンルーレット)が(ひとつひとつ個性があり面白かったです)ありました。
最後は、ドライキノコを使ったお料理です。
キノコごはんとすり流し。キノコそのものの風味が生きており、力強いお料理でした。
キノコのパフェ。アイスクリームが濃厚で絶品でした。
北海道の森の様々な葉のお茶も、香り高くとても美味しいものでした。
装いは、草木染めの単衣に、絽の染め帯を。
今の時期だけの紫陽花柄です。祖母の箪笥より。