大震災で延期されていた成人式が、昨日行われました。
晴天に恵まれ、暖かくとても良い日でした。
かつて祖母の代にお求め下さった、総絞りのお振袖をお召しになって
お越しくださいました。
少し朱みがかった地色が印象的です。日本の手仕事、総絞りは、やはりいつまでも美しいです。
ずっと大切にして下さり、本当に嬉しいです。
本当の春がやってきました。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
更紗のモチーフを全体にちりばめた、臈纈染めの付下げ小紋です。
染の百趣矢野製。
美しい色合い、柔らかな雰囲気、ドレスを纏うような感覚です。
無地感の帯を合わせて、すっきりと。
かつて染の百趣矢野で、限定数だけ染められた帯揚げです。
銀の箔がほどよくキラキラと。普段使いにも、フォーマルシーンにも活躍します。
(左)春らしい色合いの紬に合わせました。帯は、上原美智子作。
(右)白鷹綾織の無地に合わせました。帯は、熊谷好博子作。
『美しいキモノ』春号、染の百趣矢野55周年記念ページに寄せて。
大作を広げてみました。
濃紺の色留袖です。すっきりときっぱりと、古典的ですがいつまでも新鮮な作風です。
捻金織の帯を合わせて格調高い装いです。
坂井修作、蒔糊の訪問着です。シンプルですが、表情の豊かさは、さすがの力量です。
オパールを織り込んだ帯を合わせて(誉田屋源兵衛)グリーンの濃淡で仕上げました。
切りがないほど、ご紹介したい作品があります。矢野ファンの方、是非見にいらして下さい。
師走に入りました。
目まぐるしいお天気ですが、皆様お変わりありませんか。
先日みそ蔵カフェさんにて、オリーブオイルを贅沢に使ったお食事と中国茶の会がありました。金沢からのお客様と共に、身体が喜び心が整うひとときを過ごしました。
蕪とリンゴのポタージュ、きのこのパスタとビーツのタルタルの一皿。
サフランのリゾット、サフラン茶、デザートのアイスクリーム(こちらにも勿論、オリーブオイルを)
ビーツのタルタルは、ビーツとイチゴと紫芋の取り合わせです。同じ色の食材を合わせるとうまく行くことが多いそうです。なるほど、きものも同じです。同系色でまとめると、うまく行きます。
お客様コーディネートです。深緑色の地に、可愛らしいお人形があちこちに。
藍田正雄氏の引き杢の帯と共に。どちらも東京の取り合わせで、まとめられました。
素敵です。
盛秋のランチ会、北八代のttv kitchenさんへ。
すべて女将手作りの優しい美味しい豆皿料理、堪能致しました。
ご覧くださいませ。これに、ご飯とお味噌汁が付きます。
お料理を待つ間、様々なアート作品と芸術本に触れ、飽きることがありません。
江戸小紋、撒き糊の帯、藍田正雄(雪月花)、鳥獣戯画、皆さまお好みの秋を味わいました。