来月、京都は祇園祭で華やぎます。 その頃に展示会をされる藤井絞りさんでは、世にも贅沢な経験をさせていただけます。都を彩る鉾は、移動する貴重な美術品。それを本当に間近で拝見することができます。
その町内の鉾の綱を引くチャンスにも恵まれます。去年、友人と参加させていただいた時の様子です。肝心の綱は写っていませんが、しっかりと握りしめております!!町内のみなさん、観光客のみなさん、とにかく総出で綱を握り、鉾をひっぱります。何でもこの綱には厄よけのご利益があるそうですよ。本当にご縁がないと巡り会えないチャンスです。
十数年ぶりに祇園祭にお邪魔し、あらためて京都という土地の魅力を実感しました。点在する鉾を眺めながら、そぞろ歩くと何とも言えない高揚感や荘厳さに酔ってしまいます。まさに「文化」を体感する感覚です。そして、藤井絞りさんに通していただくと、そちらでしかお目にかかれない素晴しいお道具の数々に出会うことができます。贅沢に敷き詰められた鍋島段通、上坂雪華の屏風、まさにプライベート美術館。
さて、今年はご縁がありますでしょうか。