• カテゴリー別アーカイブ 商品のご紹介
  • 夏の緑、夏の藍

    和小物さくらの新作が入りました。深い緑に高級感が漂う帯締めです。抽象柄の帯揚げを合わせて、トンボの帯をグッとモダンに見せます。単衣、夏こそ小物の力の見せ時です。

    すっきりとした印象の浴衣(誉田屋源兵衛)店内サロンにてお楽しみくださいませ。白地に藍のシンプルさは、いつの時代も魅力的です。単衣の時期に、着物としてもどうぞ。


  • しな布

    蒸し暑い日が続きました。

    そろそろ、しな布の暖簾が見たくなる頃です。素敵な時計が刻めそうですね。

    入り口には、市松の暖簾が風になびいて。緑との調和も美しく。

    毎日不安定な空模様ですが、気持ちはスッキリと過ごしたいものです。


  • 市松ー和小物さくらー

    和小物さくらの新作が入りました。大きな市松模様の帯揚げ、美しい挿し色になります。モダンなデザインの帯と、相性がピッタリです。

    久しぶりに、誉田屋源兵衛の楼蘭織を出しました。白、銀、黒のグラデーションを誉田屋テイストでお楽しみ下さいませ。

    さて、雪が溶けて日差しが出ると、様々な形で春の足音が聞こえてきます。長い間お顔を見なかったお客様が、ふとお見えになったり、ずっと連絡が途絶えていた人と、ちょっとしたきっかけでまた繋がったり。人とのご縁はどこで繋がっているか分からないと、近頃改めて感じます。自分とは直接関わりがなくとも、意外なところで関係してきたり、不思議ですね。この世には数え切れない程たくさんの人が存在しますが、関われるのはほんの一握りなのでしょう。その関係性の良し悪しに関わらず、ご縁は大切に受け入れたいものです。


  • 綿薩摩

    雪の2月が終わり、日差しが暖かくなって参りました。

    先日は息子の通う幼稚園で、雛のお茶会がありました。綿薩摩に春を告げる山鳥の帯を締めて、春らしく装いました。着物も帯も母のものでした。好きなもの、善きものはいつまでも変わりません。薩摩のほっこり感を満喫したいち日でした。

    店内にも綿薩摩を。優しいベージュ系に野口の染帯を合わせて。帯揚げは和小物さくらの段ぼかし。

     

    春の織物も良いものです。


  • フクロウー二塚長生ー

    ひどかった雪が嘘のように空気も空も、すっかり春です。

    忘れられない表情のフクロウ。帯は、二塚長生作。帯揚げは和小物さくら、段ぼかし。地模様のあるごく薄いグレーの色無地に合わせました。

    しっかりとした手描き東京友禅の小紋です。正倉院の図案をモダンに模した塩瀬と合わせて。

    ブルーグレーの春迎え、いかがでしょう。


  • ガーデン

    昨日は日差しも暖かく、春のようないち日でした。たくさんの方がお越しくださって、賑やかなバレンタインデーでした。

    さてエントランスには、春を演出する帯を。絞りと刺繍で可愛らしく「ガーデン」です。

    臈纈で蝶を表現しました。雪輪模様が華を添えます。上品で可憐、人気の塩瀬です。

    寒さは続きますが、日が長くなりましたね。


  • 光琳水

    また積もりました。暦の上では春ですから、店内には明るいお色目を。

    光琳水を模した染帯、クラシカルでモダンな雰囲気は、染の百趣矢野ならではの作風です。地色の鶸が上品です。

    最後の一本になりました。徳田義三の袋帯です。ゴールドの地に、鮮やかな大輪の花が魅力的に咲きます。

    雪と格闘しながらも、美しいものの力に日々救われています。


  • バルコニー

    また積もりました。見上げると、見事なツララがドレミファソラシド。

    ツララの下には絲穂の文字、ガラス越しにはエントランスのひと揃え。着物はアールヌーヴォーをモチーフにした付下げ「バルコニー」、合わせた帯は誉田屋源兵護の牡丹唐草、薄裏葉。何だか素敵なストーリーが生まれそうな組み合わせです。

    雪かきの手をしばし止めて、眺め入ってしまいました。早く雪が溶けて、皆さまにご覧いただきたいものです。

    こんな日ですが、営業はしています。BGMはヴイヴァルディの四季。雪景色と良く合います。