きものの館絲穂

白い無地の着物は、夏塩沢。羅の袋帯とともに。

きっぱりと美しい組合わせです。

朝顔の暖簾も夏らしく。。。

涼シリーズ　6月25日、26日、7月22日

紗の名古屋帯、きれいな花火が上がっています。 タイトルは夕涼み。 前庭を臨むスペースでご覧いただけます。

夏のお出かけのご準備はお揃いですか。 下駄もバッグも、ちょっとお洒落に。小物を新調すると、気分も軽やかになりますね。

夏限定、とても贅沢な暖簾です。素材は、しなの木の繊維、科布の暖簾でございます。空間がぐっとお洒落になります。

艶やかな金魚ちゃん、タペストリーでもお楽しみ下さい。

上布（じょうふ）とは麻の織物のこと。江戸の頃には「上等な布」を意味し、武家女性に好まれました。越後上布、能登上布、近江上布、宮古上布などがあり、糸を染める染料や柄行きにはその土地によって違いはありますが、どれも苧朝（ちょま）と呼ばれる細い細い麻から作られます。一本の苧麻を爪でさらに細かく裂き、それらを撚り合わせて一反分の糸に仕上げます。それゆえ、上布の魅力は軽く涼しいこと。

能登上布の特徴は写真のような、細かい亀甲柄。本当に上等な布です。今では、能登上布の織り手はただひとりになってしまいました。大変価値のある一反です。

帯は、砂川美恵子作、宮古上布の無地。着物も帯も上布の取り合わせ、最高の贅沢です。

フォーマルのお草履はお持ちですか？ 正装にも盛装にも、畳表のお履きものを。鼻緒はいろいろご用意しております。