展示場にて。いつもは古銅の花入れがある場所に、今はアールヌーヴォーを。ユリの凛とした美しさに、良い香が漂います。伊藤若冲の屏風と相性もばっちりです。
ギャラリーでは、小振りで可憐なグラジオラスをどうぞ。露草の開くのも楽しみに。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
展示場にて。いつもは古銅の花入れがある場所に、今はアールヌーヴォーを。ユリの凛とした美しさに、良い香が漂います。伊藤若冲の屏風と相性もばっちりです。
ギャラリーでは、小振りで可憐なグラジオラスをどうぞ。露草の開くのも楽しみに。
今月17日は父の日でしたが、どのような一日を過ごされましたか?皆様にとってお父さんとは、どんな存在ですか。
私の幼少期、父はお勤めをしていました。朝早くに家を出て夜遅く帰ってきて、アパレル業という仕事柄、日曜も仕事。お休みの日に一緒にお出かけをする機会もめったにありませんでした。同じ家に住んでいながら、共有した時間や交わした言葉は少なかったのですが、父の存在は特別なものです。祖母や母と過ごした時間の方が圧倒的に多く、幼稚園や学校でのこと、相談事、何でも母に聞いてもらっていましたが、不思議ですね、父の存在はきちんと心の中にあるのです。伝わる愛情とは、物理的な時間や係わりだけでは計れないのしょうか。父親と母親では、愛情のかけ方が違うのでしょうか。
私の息子は、仕事の関係上、父親と離れて暮らしています。これから、言葉を覚えいろいろなことを認識するようになって、お父さんと過ごす時間が少ないことを、どう捉えるでしょう。一緒に暮らしていてもいなくても、「お父さん」の存在をきちんと心の中に刻んで欲しいなぁ。「お母さん」としての私のあり方も大きなkeyになりますね。今年の父の日は、お父さんとお母さんについて、あれこれ考えを巡らせるきっかけとなりました。
日差しが注ぐ店内では、この季節になると、うつわの色も鮮やかに映るのでしょう。近頃は、並ぶカップの色や柄を楽しまれるお客様が増えました。ヘレンドのカップでコーヒーをお出しすることが多いのですが、時には気分を変えて香蘭社のうつわで。優しくきれいな色彩が女性に人気です。飲み口の絶妙な丸みもまた、ポイントでしょう。
ちなみに、私が愛用していますこちらのカップも、香蘭社製。飽きのこない色と形で、とても気に入っています。
こちら、社長のカップ。どことなく男性的でしょうか。
母のカップは、イギリス製。アンティークのものです。トライフルワース•アンティークさんにて購入。
是非、カウンターにて色の競演をご堪能くださいませ。