単衣の集い1

さて、ここに現れました和服姿の美女集団、その正体とや。。。

昨日6月14日、いつもご贔屓にしていただいているお客様と着物でお食事会をしました。私たち親子を含め、親子三組の小さなお食事会。氷見の高級旅館、稲六にて。絲穂から徒歩5分ほどのところにありますので、着物でのそぞろ歩きにぴったりのロケーションです。お料理の味が抜群なのはもちろんのこと、館そのもの、通されるお部屋そのもの、お道具そのものに大変な価値があり、大切な日本文化が凝縮された旅館です。

この日は特別に、ご主人からお部屋に掛けて下さったお軸の説明を伺うことができました。江戸時代、狩野派のものだそうですが、お軸のことだけでなく当時の文化や歴史をふまえて詳しく楽しくお話ししてくださったので、とても勉強になりました。

写真は旅館へ向かうお客様親子の後ろ姿、それぞれの個性が光ります。それにしても和服姿とは、大変華やかなものですね。少人数だと、なおそう思います。私は常々、和服姿にはそれに伴う背景や風景という余白が必要だと思っています。よく、ぞろぞろ歩く着物の大集団を見かけますが、華やかというより、どこに焦点を置いていいのか分からないという印象を受けます。今回の集いのように少人数であれば、それぞれの魅力がきちんと発揮されますね。あまり大人数でないことも、着物を活かす大切な要素です。

さてさて、詳しいコーディネートの全貌は、明日のブログで。ご期待下さい。

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