今日は、単衣の集いおまけバージョンと致しまして、私たち親子の組み合わせをご紹介したいと思います。
母も私も塩沢紬を着ました。いつも心がけていることは、お客様より目立たないこと。控えめにしながらも印象に残るコーディネートに努めています。
母は絣模様の塩沢に平良敏子作、芭蕉布の帯を。帯留めはトラ目水晶です。 シックなイメージで涼感を表現しました。
私は母とは正反対の雰囲気の白っぽい塩沢で臨みました。帯は相楽刺繍、絽です。どちらも祖母の私物で、このコーディネートをよく楽しんでいました。ずいぶん時が経った今、孫の私がそっくりそのまま纏ってもまったく違和感がないので、大好きな装いです。6月の半ばからは着物は単衣のまま、帯は夏物に変えて行くとうまく夏を迎えることができます。そろそろ、半襟も絽に変えて行きましょう。
素敵な装いですね。憧れます。平良敏子さんの帯と帯止めのコーディネイトも絶妙ですぅ
ありがとうございます。トラ目水晶は、意外にも芭蕉布と相性が良くて、私たちも新しい発見でした。やっぱり宝石は楽しいですね。毎日とても忙しくされているとお聞きしましたが、またいつか「綺麗なもの」の時間を共有できればと思います。
本当に綺麗なものは心を豊かにしてくれます。豊かな心で人と接していきたいものですね