おだに武の色留

天才と呼ばれた友禅師、おだに武の色留袖です。ぼかしの地色が美しい、光琳水をモチーフにしたものです。

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纏うと、柄の部分は下に入ってしまうデザインになっています。後ろの裾に、少し水と梅の模様が出るだけ。胸や背中には柄がありませんから、前から見ると色無地のように見えます。今から20年以上前の作品とは、考えられない斬新さですね。

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力のある袋帯を締めて、色無地感覚でお召しいただいてはいかがでしょう。色留として、色無地として、纏う方の思いひとつで自在の、面白い着物です。お問い合わせは0766−74−6218まで、どうぞ。