手紙

私ごとで恐縮ですが、息子が小学6年生になりました。

私が通った小学校に通っています。

授業参観に行くと、玄関の受付に見覚えのある先生がいらっしゃいました。

私が小学1年生の時に担任だった先生です。お声をかけると、私のことを覚えていて下さいました。

当時先生は新卒で、大きな愛を持って接して下さいました。最後には、クラス全員に手紙を書いて下さいました。

その事を思い出して、その時の手紙を読み返して、母となった今、私も手紙を書きました。

これは、1学期の出来事。

今日9月15日。2学期の授業参観でした。また受付には、先生が。なんとお返事をいただいたのです。

思いがけず宝物が手に入ったようでした。

教室からの風景、当時と変わらぬ風景を眺めながら、縁の不思議を感じていました。

さて私にとって手紙とは、本当に宝物です。その人にしか書けない文章を、その人の字で書いてあり、その人にしか表現できないもので、唯一のものですから。デジタル化され、ペーパーレスの時代になっても、私は手書きの手紙を書き続けています。

インスタグラムもありますが、あまり得意な発信方法ではありません。様々な情報を早くキャッチできますが、早すぎて、もう一度見たい、知りたい時に実体のない時があります。

きっとどんな時代が来ても、私は紙が好きで、実体のある方を好むと思います。

きっとどんな時代になっても、手紙は宝物のままです。