春夏秋冬の風物詩に、源氏香をあしらいました。
何となく向こうが見える、透け感も魅力です。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
2月23日にご紹介しました、美しいさくらの帯、ただ今店内のディスプレィでお楽しみいただけます。
濃い鼠の江戸小紋に合わせると、グッと落ち着きのある雰囲気になりますね。
薄い鼠の帯締めで、洒落感を出してみましょう。
前庭を臨むスペースでは、和美菱(わびがさね)をお楽しみいただけます。和美菱とは、単衣用の着尺で、リバーシブルになっているタイプ。きれいなピンク色が表に出ていますが、裏は全く違った雰囲気になっています。仕立て変えれば両面どちらもお召しいただけます。単衣であるにもかかわらず、歩いた時に裏が八掛のように見え、贅沢でお洒落です。
帯は江戸小紋。藍田正雄作「引き杢」です。春らしい、美しい取り合わせになっています。
近ごろのエントランスです。
着物は、臈纈染めで幾何学模様を表現した無地的な小紋。帯は、きっちりとした友禅の染め名古屋帯(染めの百趣矢野)。帯締めも、春らしい色がいろいろと揃っております。
雨も風も冷たく、まだまだ寒いですが、気分だけは春を感じて、店内をゆっくり御覧下さいませ。