• 初代ボーノペッシェ

    先日スウプはやしさんにて、初代ボーノペッシェの高木シェフのお料理教室がありました。

    サラダ(ドレッシング2種)パスタのトマトソース、白身魚のメインを習いました。

    久々にシェフにお会いし、お人柄に触れ、料理への細やかな配慮、段取り、すべてが懐かしく嬉しく、窓越しに暮れ行く景色と相まって、心の中がじんじんと。

    まず、人ありきであることを改めて感じた夜でした。

    人柄は、必ず現れるものですね。

     


  • 名物いちご

    暖かな三月のスタートとなりました。

    メインには、いくつかの細かい柄をちりばまめた小紋に、名物いちごの帯(織楽浅野)を合わせて。帯揚げは、藍と水色が少しずつ見えるものを(渡敬)。清らかな印象に仕上がります。

    鶸色の美しい江戸小紋に、無地の織帯を合わせました。

    色で春の到来を告げます。帯揚げは緑、黄、紫など、少しずつ見えるものを(和小物さくら)。華やかですが、派手過ぎない装いに。


  • 伸びる

    雪と寒さに翻弄されておりましたが、はや二月となりました。

    寒さは続きますが、心ははる(春、張る)を感じながら。

    淡いピンクの無地(柿渋染め)に、たけのこをワンポイントにした帯を。

    胸を張って、伸びやかに過ごしたいものです。


  • 成人の日に

    昨年、神奈川よりお振袖をお求めに来て下さったご家族がありました。藤井絞の逸品を気に入られ、合わせた帯は誉田屋源兵衛の「馬上の人」。髪飾りは、祇園エメラルド美容室で別注されたシルクの小花。

    ご本人も、ご家族も大変気に入られ、心に残る日を迎えられたそうです。

    祖母の時代からのお振袖が、今、様々なご縁が重なりひとつのご縁となりました。この不思議に感謝し、改めて日本文化の持つそこ力を感じています。

    本当に嬉しいです。

     


  • 五嶋みどりさんの演奏会

    1月17日、氷見芸術文化館にて五嶋みどりさんのヴァイオリン演奏会がありました。

    お客様と共に、新年の装いを思いおもいに。

    ゴールデンムガの訪問着に、東京友禅の染帯を。

    藤井絞の付下げに、北川絋絵作の綿織の帯を。

    バッグは和小物さくらのスエードバッグです。

    北守のり子作型絵染の着物を、初下ろししました。

    同系色の帯と合わせて、イエローのイメージで。

    演奏の前に行われたみどりさんのトークイベントでは、パンデミックの間に、ネットやSNSで更に沢山の情報が共有できたり人同士がコミュニケーションできるようになった一方で、世界を見れば、うまくコミュニケーションができていない部分がある、という言葉が心に残りました。

    ピアニストのイェヴァ・ヨコバヴィチューテさんとの演奏はとても素晴らしく、本物の持久力を感じました。シンプルな強さ、崇高さも。みどりさんのお人柄が伝わりました。大満足の夜となりました。

    これから、『道程』をゆっくり読みます。


  • はるに

    新年の装い、色いろと。

    美しい鶸色の江戸小紋に、ボリュームのたっぷりとした刺繍の帯で、セミフォーマルの装いです。帯締め、帯揚げには少し赤をスパイスに。

    臈纈染六角菱の贅沢な小紋に、笹模様の帯(誉田屋源兵衛)で清々しい装いに。帯締め、帯揚げにはグリーンを効かせました。

    17日には、氷見芸術文化館にて五嶋みどりさんのヴァイオリン演奏があります。装って参りたいと思います。


  • 年末年始の営業について

    たくさん降った雪も、今はひと段落です。

    年末は12月30日まで、年始は1月3日から始めます。

    この週末はクリスマスでしたが、皆さまにプレゼントは届きましたか?

    「Present」=今の意味がありますから、いつも今日という日は贈り物だと思っています。毎日お客様とのご縁が様々にあり、積み重なってここまで来ることができました。ありがとうございます。

    贈り物の日々を大切に、今年も最後まで、明年も引き続き、

    宜しくお願い致します。