キュートな桜餅は、いかがでしょう?
ミニサイズのタペストリでお楽しみくださいませ。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
この週末は、各地で雪が降りまた寒さがぶりかえしました。皆さま、体調はいかがでしょう。
今週の冒頭、裏管理人の記事でもご紹介しました割烹しげはまさんでは、私自身も久しぶりに夜の食事を楽しみました。お昼におうどんをいただくことが多いのですが、夜にじっくりと単品をいろいろいただくことは、本当に久しぶりでしたが、改めて美味しさを実感しました。特に、天ぷらや串揚げなどの油もの。時間が経っても、衣の中はずっとほんのりあたたかかく、まさに口福。翌日も、身体があたたかく調子が良かったことにびっくりしました。
まだまだ寒さは続きそうです。氷見へお越しの折には、是非あたたかい時間をお過ごしくださいませ。
今回は2泊しか時間が取れなかったので、しげはまさんの翌日は、当然のごとくきときと舎へ。お正月には来ることができなかったので、夏以来になります。
まずお通しとしてローストビーフ(野菜の下にかなり大きめのローストビーフが隠れています)。
この日は寒かったので、第二段のお通しとして、なんと湯豆腐が。居酒屋などでさえ、湯豆腐をさっと出してくれるところはそうあるものではありません。きときと舎さんは、おそばなども美味しいのですが、その出汁が、この湯豆腐にも生きています。
お造り。ブリ、鯛、ヤリイカ。魚が美味しい地域では、毎日刺身を食べても飽きません。
マグロのやまかけも出していただきました。スルスルと喉をすべる感触が心地よかったです。
ポテトサラダ。みんな好きなので、1人一人前ずつ注文。写真は4人前になります。相当巨大な皿です。
季節ですのでカキフライも注文しました。揚げたての熱々を、レモン、タルタルソース、普通のソースのお好みの調味料で。
お正月に譲っていただいた、Black Opalが飲みたかったのですが、ちょうど品切れとのことで、オーストラリアの赤ワイン Richard Hamiltonを。Black Opalに比べると、少し渋めですが、カキフライだとかの料理には、これくらいのボディがあった方がいいのかもしれませんね。
赤ワインのつまみとしていつも出していただいているチーズの盛り合わせです。裏管理人は、クラッカーの上にクリームチーズとプルーンがのっているのが大好きです。この日は、ドライフィグ(乾燥イチジク)ものっていて、複雑な甘味がワインによく合っていました。
裏管理人だけWild Turkeyの12年をロックで。気持ちよく酔っぱらいました。
この日はお店にはいると、Bill Evansがかかっていました。裏管理人はBill Evansのピアノが大好きなので、料理、シチュエーションがぴったりとマッチしたという感じでした。
ちょっと時間ができたので、週末に氷見にやってきた裏管理人です。来た日の夜は、絲穂の超ご近所さんでありながら、数年間足を運んでいなかった、割烹しげはまさんで食事をしました。
お通し代わりに、いきなり珍味が。マンボウの皮なのだそうです。このままなにもつけずにいただきましたが、下ごしらえが終わっているので、美味しく食べることができました。マンボウはなかなか流通しないので、本当に珍しいと思います。
これまた珍しい、真鱈の白子。しかも生のままです。たいていは、スケソウダラの白子を湯通しして出す店が多いと思いますが、しげはまさんでは、生のまま(つまりその日に取り出した新鮮なもの)ポン酢で食べさせてくれます。
お造りです。銀鯛、エビ、がんど。がんどは北陸地方の方言のようですね。関東だと「わらさ」と言っている、ブリになる一歩手前のものです。脂ののり方がくどくなく、血の臭みなども全くなくて、上品な味でした。
アジの塩焼きです。写真ではよくわからないかもしれませんが、かなり大振りなアジでした。
以前micchoがこちらの記事でも書いていた、魚のたたき石焼き丼です。松の実がのっています。
こんな風にかき混ぜます。ジュウジュウという音とともに、いい香りが立ち上ります。
一通りごはんをさらった後は、まだ熱いうちに出汁を注ぎ、おこげもこそげ落としていただきます。香ばしくて美味しいです。
もう今年のブリの季節は終わりですが、ブリ以外の魚のお料理も創意工夫に富んでいて実に美味しいので、どうか足をお運びください。