• 雪景色

    昨年末より雪のチラつく日が多いですね。寒い寒い日ばかりで、いかにも北陸の冬らしい毎日が続いております。外は寒いですが、店内から眺める雪景色は美しくとても風情があります。牡丹雪などの降る様は、格別です。束の間の晴れ間に、もみじの枝に積もった雪のキラキラと輝く様子もまた、いいものです。

    yukigeshiki


  • 祝、成人の日

    成人の日を迎えられる皆さま、おめでとうございます。今日の晴れ間に、雪が解けて少しでも足下が軽やかになればいいですね。晴れ着を楽しんでください。思いで深い一日となりますように。

    さてこの度は、藤井絞の名品、本疋田総絞りのお振袖が、素敵なお嬢様の元へ嫁ぎました。来年、成人を迎えられます。今年のうちにお仕立てし、一年寝かせます。すると、総絞りの弾力がちょうど良い具合に落ち着き、躯にフィットするのです。あの美しい絞りがどのような華となりますか…。一年先を心待ちにしています。

    10日(月)成人の日、営業しています。晴れ着姿でのお越しも、大歓迎です。


  • ただいまのエントランス

    ただ今、エントランスにはバッグがディスプレィされています。どちらも和洋兼用、お洒落でたっぷり入るサイズです。右のバッグは、帆布に染料をコーティングした非常に珍しいタイプ。独特の色と光沢が、皆さまの注目を集めています。

    bags

    さて、ちょっと視線を上にどうぞ。尾長保さんの海老。新年は、いつもこの額に決めています。

    tamotsu


  • 日の出

    新年、二階の床は日の出の軸と大杯で飾ります。九つの杯と、日の出の力強さがうまく調和し、シンプルですが迫力のある雰囲気になっています。

    hinode

    踊り場には、お客様よりいただいたユリ、千両、おたふく南天で、縁起の良い新年を迎えております。

    otahuku


  • 花ごろも

    京都の方にご紹介いただいた、ちりめん山椒があります。その名は、花ごろも。あまり世間に出回っておらず、知る人ぞ知る味だということですが、実際に本当に美味しいです。京都はおじゃこや山椒が有名ですが、今までいただいた中で一番好きな味でした。あっさりと、おじゃこそのものの良さが伝わってきます。お店は、右京区の方にあるようです。ご縁がありましたら、是非ご賞味くださいませ。花ごろもです。


  • 新年の営業

    昨日は、今年初めての営業日でした。陽の差すような良いお天気で、どこかへ出かけたくなるような一日でした。和服姿の男性がフラリとみえたり、初釜帰りのグループがコーヒーを楽しみにいらしたり、思いがけず華やかな始まりとなりました。お正月にはいつも東京からいらっしゃる方もお立寄りくださり、話に花がさきました。皆さまの足音が途切れることなく、波動のある初日でした。

    さて今日は、どんな一日になるのでしょうか。仕事始めの方もたくさんいらっしゃることでしょう。素敵な一日になりますように。


  • 寛文小袖文様

    今日から営業です。今年は、どんなドラマが生まれるのでしょうか。主役は皆さまです。

    さて年賀状の着物と帯の組合わせは、いかがでしたでしょうか。着物は、昨今人気のグレー地の訪問着。伝統的な寛文小袖の文様を現代的な色合いに写したものです。帯は鱗柄の唐織り。フォーマル感と洒落感がありますね。裏地は上品な唐草文様となっております。是非、実物をご覧下さい。

    kosodemonnyou


  • しげはまさんのおせち

    ふたたび「裏管理人」です。

    元旦の夜は、絲穂のご近所さんである、割烹しげはまさんのおせちをいただきました。昨日のボーノ・ペッシェさんのおせちとは趣が異なり、伝統的な和風のお料理です。

    20110102_1

    20110102_2

    20110102_3

    絲穂では、もう何十年もしげはまさんからおせちを必ず取ることにしているので、micchoにとっては、ここの味付けが正月の味なのだそうです。

    このおせちの他、今回は、裏管理人が関西でいつも行っている居酒屋さんのご好意で送っていただいた、会津山都(やまと)そばを、大根おろしでいただきました。十割の生そばをほんの1分ほどゆでて、すぐに冷たい水で締めていただく一番粉のおそばです。

    20110102_4

    また来年のお正月に、これらの味に再会できるのを楽しみにしています。