• 明治大正期の染織展に伴う休業のお知らせ

    来る7月3日(土)、4日(日)、5日(月)氷見市海浜植物園にて、明治大正期の染織展を行います。入場無料。開館時間は午前9時〜5時。最終日は午後3時まで。皆さまのお運び、お待ちしております。

    なおこの3日間、絲穂は休業させていただきますので、宜しくお願いいたします。


  • 総絞りの浴衣

    ただ今店内には、総絞りの浴衣が提案されています。もちろん、藤井絞製。オーソドックスですが、飽きがきません。きちんと襦袢と足袋を着ければ、簡単なお茶会にもオッケーです。

    お洒落な下駄も、いろいろ入荷しております。

    20100624


  • 夏の塵よけ

    お茶のお稽古の帰りにお立ち寄り下さったお客様。今日は、爽やかな印象の生紬を纏って。塵よけの黄色がとても美しいですね。夏こそ、羽織ものを。ぼんやりと見える帯が、とても気になります。。。!! 左手にお持ちなのは、昨日ご紹介しました、籐のバッグです。お稽古にはベストの大きさです。

    20100623


  • 籐のかご

    近頃の活躍アイテムは、こちらの籐のバッグ。素材そのものが少なくなっている中、限定数だけ職人さんに作っていただいたものです。素材も技も日本製の希少性高いひと品。

    ご縁のあった皆さま、幸運でございました。使えば使うほど味わいが深くなります。どうぞ、末長くお付き合いくださいませ。

    20100622


  • 正藍染めの紙布の帯

    今年の初夏は、雪花絞りの着尺と、正藍染めの帯の組合わせが気に入り、何度となく愉しみました。帯は数十年前のものですが、時が経つほどに染めの深みが増すようで、近頃はこればかり。素材が紙布ということで、非常に軽く初夏に最適です。

    この日は真夏日。薄物に袖を通したいところでしたが、単衣の着おさめ。梅雨の晴れ間に、一番好きなコーディネートを。

    特に制約のない場合、何かと迷う単衣時期は、自分の心ひとつで一日を演出してみるのも、和装の醍醐味ですね。

    20100621


  • 梅雨の晴れ間に──トアロードリビングスギャラリーへ──

    真砂三千代さんの夏のころも展を楽しみに、トアロードリビングスギャラリーへ。有機栽培の木綿や麻を素材に、ふんわりゆったりと身を覆うころもの数々は、大変素敵でした。ムガを使って作られたスカートは、着物の着尺で見ているのとひと味違う魅力がありました。素材そのものが上質でなければ出せない染めの美しさ、デザインのシンプルさなど、着物との共通点は多いです。やはり、洋の東西を問わず「ころも」なんですね。

    こちらのギャラリーでは、セレクトされた衣食住の素敵アイテムが、いろいろ揃っています。刺激をたくさん受けられますよ。


  • 梅雨の晴れ間に──香雪美術館へ

    4月15日のブログでもご紹介しました香雪美術館。現在は「花鳥風月の美ー応挙から仁清へ」と題し、室町江戸期の絵画、工芸品が展示されています。有名な、酒井抱一の十二ヶ月花鳥図押絵貼屏風をはじめ、尾形乾山、円山応挙、尾形光琳など、いわゆる琳派と呼ばれ、着物の図案にもよく用いられるものばかり。個人的には光琳の鶴をモチーフにした一連の作品が好みです。蒔絵の硯箱は見応えがあります。

    前庭の緑が美しい香雪美術館、雨上がりには雨粒が光り、なお一層の風情がありました。

    7月19日まで。ご縁のある方は、是非足をお運び下さい。美味しいお菓子とお薄もいただけます。


  • 雪花絞りを単衣に

    藤井絞の雪花絞りを、単衣にしました。献上帯を合わせて、きっぱりとした雰囲気に。ちょっとしたお食事会などにいかがでしょう。帯揚げはお気に入りのもの。黒地につばめの模様が入っています。単衣から夏にかけて、黒地の帯締め帯揚げは大活躍アイテムです。すっきり感、きっぱり感を演出したい方にオススメです。

    20100617