• ご来場ありがとうございました

    3日間続いた染織展には、200人余りの方がお越し下さいました。梅雨空の下、本当にありがとうございまいした。フリーの方もいらっしゃいましたが、ほとんどがご案内をお送りしたお客様でした。足をお運び下さる皆様のお気持ちに、大変感謝をした3日間でした。

    素敵なアレンジをいただき、華やかなスタートです。

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    入り口には、明治や大正期の打ち掛け、道中着などの大作を展示。奥に進むと、留袖、四つ身、振袖、それから時代裂を額装した作品が多数並んでいます。今週は、人気のあった着物や作品を取り上げて、会の様子を毎日アップして行きます。

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    18年前に初めて、祖母と染織家の先生がこれらのコレクションを高岡の文化ホールで発表しました。中央の大きなテーブルでは、皆様当時のアルバムをご覧下さり、いろいろな思い出を楽しんでいらっしゃいました。

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    18年前、私は中学生。何が行われているのか、まったくピンともきていませんでしたが、今回初めてコレクションを目の当たりにし、またお客様との長いご縁を感じ、大切にしていくべき様々なことを考えさせられました。祖母が与えてくれたチャンスでしょう。奇しくも、18年前の会は7月の4、5、6日。日付けまで当時と重なります。初日は、当時祖母が着ていた着物を母が着て、母の着物を私が着ました。


  • お茶券あります

    今日から三日間、植物園にて染織展です。各日とも、先着50名様に200円でお茶券をご用意しております。お抹茶とお菓子で一服の時間も是非お楽しみ下さい。

    お茶は小山園「清浄の白」、お菓子は「翁飴」新潟より取り寄せました、水飴です。


  • 夏結城の訪問着

    今日から7月です。盛夏の正装のための、とびきり素敵な訪問着をご覧に入れましょう。夏の結城紬。染の百趣矢野の逸品です。糸菊をモチーフにした模様が、淡く美しい地色に映えます。

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    菱文様の袋帯を合わせてみました。帯揚げ、帯締めを白ですっきりまとめて。夏は、観世の帯締めも夏用を。

    年代を選ばない着物ですから、帯の雰囲気次第で長くお楽しみいただけます。盛夏も正装でバッチリ決めたいという方に、是非おすすめの一枚です。

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  • 染織展の準備

    染織展に向けて、準備を進めております。晴れ間を見つけては蔵から作品を運び、点検です。

    この日は、額装されている時代裂のいろいろを清めました。これも素敵、あれも素敵と感嘆の声をあげながら。

    さて、本番はどの作品が展示されるのでしょうか。どれもこれも美しく、選出が難しそうです。

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  • 優しい雨

    店内、今月はあじさい一色でした。雨の花とも呼ばれるあじさいは、やはり梅雨の頃が美しいですね。

    雨には、いろいろな降り方があります。ひたすら激しく降り続く雨、集中的にいっとき降る雨。しとしとと降る雨、霧のような雨。

    ときどき感じる、優しい雨というのがあります。

    人によって感じ方は千差万別でしょうけれど、優しい雨の日は、景色が幻想的に見えたり、雨音が耳に心地よかったり、雨の香りもはっきり分かります。

    そんな日は、心もウキウキするものです。

    ともすれば心が沈みがちになるこの季節、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

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  • 明治大正期の染織展に伴う休業のお知らせ

    来る7月3日(土)、4日(日)、5日(月)氷見市海浜植物園にて、明治大正期の染織展を行います。入場無料。開館時間は午前9時〜5時。最終日は午後3時まで。皆さまのお運び、お待ちしております。

    なおこの3日間、絲穂は休業させていただきますので、宜しくお願いいたします。