暑い暑い毎日ですが、涼やかな装いで水墨美術館へお出かけになりました。
小千谷のちぢみに花籠の帯が美しく映えます。
幽霊展、楽しまれたとのことでした。
さて私の着物姿の原点は、実は幽霊です。細くスラリと、そして幻想的な雰囲気。20代の頃は、美人画の幽霊に憧れたものでした。行きたいですね、幽霊展。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
昨日は、光照寺で室生犀星のお孫さんの室生洲々子氏の講演がありました。
犀星氏の日常、規則正しい生活を送られたこと、庭作りがとてもお好きであったこと、家庭をとても大切にされたことなど、なかなか聞けないエピソードが沢山の、充実した時間でした。
富山にも縁があり、砺波高校、氷見高校の校歌も作詞されたそうです。
改めて、詩や作品も読んでみたいと思います。
さてお客様の装いです。
綿麻の無地に、献上帯を。無地の帯揚げは、『ミセス』の載っていたものと、ドンピシャり。ポイントになります。
小千谷に黄色の帯が映えます。さくらさんの帯締めが効いています。
楽しい着物の時間でもありました。