毎朝の習慣として、お香をたいています。何十年、ずっと同じ香りです。京都 松栄堂の芳輪、堀川。毎日のことですが、毎日けむりの形、流れ、勢いが違います。けむりの姿は、見ていて飽きません。とても美しいかな文字を見ているかのように流れます。まるで今日の運勢でも書いてあるかのごとく。読めそうで読めないもどかしさがあります。フッと消えてなくなる時の、はかないさも美しい。
長月が始まりました。過ごしやすくなり、五感も冴えてくる季節です。忙しい朝のひととき、ほんの一瞬、けむりの行方を見届けてはいかがでしょう。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
猛暑です。お盆はいかがお過ごしでしょうか。
さて先日、トマトジュースにまつわる素敵なエピソードがありました。今から30年ほど前に、お母様と一度だけご来店下さったお客様のおはなしです。そのときトマトジュースを召し上がられたのですが、当時は生のトマトジュースは珍しく、ずっと印象に残っていたそうです。先月ブログに、トマトジュースの記事を載せたところ、偶然ご覧になり思い出して下さり、30年ぶりにお越し下さいました。オーダーはもちろん、トマトジュース。
当時、お母様に誂えていただいた紅花のお着物が、今とても活躍しているとのことでした。お出かけや、お食事のシーンにはほとんどお着物で行かれるそうです。嬉しいですね。いつまでも大切に着ていただいて。本当に嬉しいです。
お盆ですから、祖母がつないだご縁かもしれません。