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  • 変わり絽小紋ー単衣の前にー

    ようやく秋の気配です。

    まだ暑さの残る9月初旬、よく袖を通すのが変わり絽の小紋です。

    無地のように見えますが、臈纈で引き染めでなっています。

    程よい透け感と程よい色合いで、盛夏に続き、残暑の頃にも活躍します

    (写真、二枚とも同じ着物です)

    (左)加賀友禅の染め帯と共に。この組合せで島津亜矢さんのコンサートに行くハズでしたが、台風で延期になりました。

    (右)丸が印象的な、すくい織の帯と共に。月見の頃が近づくと、よく締めます。

    そろそろ、単衣の準備を致します。


  • 8月の思い出

    8月24日㈯

    大黒屋さんにて、立川志の麿さんの落語会がありました。

    お客様と共に、ゆかたに袖を通し楽しみました。

     

    8月26日㈪

    みそ蔵カフェさんにて、懐石秘密箱、精進料理を学びました。

    金沢からのお二人です。

    江戸小紋の霰に、茶屋辻模様の帯を。

    深い紫地の無地に、流水模様の帯を。

    暑いあつい毎日でしたが、きものに触れる機会が沢山あり、お客様との交流も深めることができ、善き夏でした。


  • 盛夏の装い

    2階では、盛夏の装いが皆様をお迎え致します。

    臈纈染めで円を表した絹芭蕉の訪問着です。

    茄子紺の着物に、白の羅の帯が映えます。

    夏結城の訪問着です。臈纈でススキが描かれ、金彩が点々と配されています。

    市松模様の琴糸の帯を合わせました。

    小千谷で織ったナチュラル色の無地です。

    勝虫を織込んだ、印伝の帯と共に。

    帯揚げと帯締めで色を挿して。

    夏の着物、夏の帯、是非お気に入りを見つけて下さい。