• カテゴリー別アーカイブ お着物の話題
  • 扇面

    梅雨らしい空模様です。エントランス、ヴィクトリア時代の扇面が、皆さまをお出迎え致します。繊細なレースと螺鈿の細工を是非ご覧下さいませ。ゆかたは総絞り。大きな花火のような柄が、エメラルドグリーンに映えます。帯はリバーシブル。

    suehiro

    季節の暖簾、タペストリーもお楽しみ下さいませ。千鳥の柄、涼しげです。

    tidori


  • 夏きもの、いろいろ

    二階でお楽しみ下さい。

    紫地は、絹芭蕉の訪問着。ざっくりとした羅織の帯と合わせて、盛夏のフォーマルに。ふうわりと風を感じる素敵な装いです。

    からし地は、竜巻絞りの夏着尺。藤井絞の定番です。いびつに走る緑のラインが、いかにも手仕事の雰囲気です。夏らしくスパイシーな装いです。

    kinubasyo

    こちらも藤井絞の人気シリーズ、雪花絞の着尺です。すっきり爽やかな白と藍。無地の夏帯と一緒に、夏の小紋としてお召し下さいませ。

    sekka


  • 産着

    お孫さんのお誕生に。一つ身と四つ身のお誂えです。

    藤井絞の四つ身。絞り、刺繍、桶染め、京の贅を尽くした最高の逸品、ただ今コーディネートの最中です。

    yotumi

    京都で結んだ形の帯に仕上げました。解けば袋帯になります。ずっと大人になっても結んでいただけます。

    obi

    一つ身は、水引も美しく、この中に。

    mizuhiki

    立派なお衣装とともに、幸せな一生を送られますように。おめでとうございます。


  • アザミー薄墨ー

    円卓のスペースにて、どうぞ。アザミを白と墨で描いた名古屋帯です。色数はありませんが、非常に表現力があります。五月から単衣の装いにいかがでしょう。

    azami

    こちらは、夏の着尺。左は竜巻絞り。黒みがかった赤が、きりりとした印象です。リバーシブルの半幅帯を合わせました。

    yukatabira

    右はシンプルな久留米絣。さらりとノーブルな雰囲気です。へこ帯で動きを出して。


  • 米沢進之介の色留

    久しぶりに、米沢進之介の着物を色々と見ています。色遣いも作風も、一般の友禅作品とは趣きが異なります。どことなく洋画を見ているかのような雰囲気のものが多いのですが、こちらの色留は、色留袖らしいオーソドックスな雰囲気があります。地色、柄は派手ではありませんが、着てみると存在感がある、力があるという、いかにも進之介の着物らしい魅力も十分に持ちあわせています。本佐賀錦の袋帯を合わせて、ゴールドでまとめた上品なフォーマルの提案です。

    sinnosuke


  • 辻が花

    ただ今のエントランスです。着物は保科祐彩作、江戸小紋。名古屋帯は辻が花、素材は生紬です。これから、単衣の時期に活躍します。

    tsujigahana

    手組みの帯締めは、和装小物さくら製。装いを引き締める、深い紫です。

    purple

    店内、テーブルクロスを一新です。ホースヘアーの黒、すっきりとした印象になっています。

    horse


  • みやこちどり

    ただ今、店内を「みやこちどり」が彩っております。気品のある色、姿をお楽しみ下さいませ。

    miyako

    二階では、初夏に向け爽やかな装いを提案中。菱文様をさりげなく裾にあしらった、上品な付下げです。袋帯は、三つ葉の桐。古典の雰囲気を残しつつ、装いをモダンに仕上げます。様々な訪問着や色無地に合わせて、どうぞ。今回は、水色の同系でまとめました。観世の茶をポイントに。

    blue


  • 渡文の帯

    近頃は、在庫の色々を取り出してきては、まるで新しいものを発見したかのような喜びに浸っています。ヒットは、こちらの名古屋帯。名門、渡文のものです。地風、色合いが上等で、インパクトはありますが、派手はでしくなく、着物との相性次第で、ながく楽しめる帯だと思います。今回は、保科祐彩作の江戸小紋と合わせました。ニュアンスがぴったりとマッチしていませんか?

    watabun

    春のお茶会、お食事会などのシーンに、或いは美術鑑賞にいかがでしょう。個人的には、水墨美術館に上村松園の美人画を楽しみに行きたい雰囲気です。春は是非、着物でお出かけして下さい。着付け、レッスン致します。