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  • 産着

    お孫さんのお誕生に。一つ身と四つ身のお誂えです。

    藤井絞の四つ身。絞り、刺繍、桶染め、京の贅を尽くした最高の逸品、ただ今コーディネートの最中です。

    yotumi

    京都で結んだ形の帯に仕上げました。解けば袋帯になります。ずっと大人になっても結んでいただけます。

    obi

    一つ身は、水引も美しく、この中に。

    mizuhiki

    立派なお衣装とともに、幸せな一生を送られますように。おめでとうございます。


  • アザミー薄墨ー

    円卓のスペースにて、どうぞ。アザミを白と墨で描いた名古屋帯です。色数はありませんが、非常に表現力があります。五月から単衣の装いにいかがでしょう。

    azami

    こちらは、夏の着尺。左は竜巻絞り。黒みがかった赤が、きりりとした印象です。リバーシブルの半幅帯を合わせました。

    yukatabira

    右はシンプルな久留米絣。さらりとノーブルな雰囲気です。へこ帯で動きを出して。


  • 米沢進之介の色留

    久しぶりに、米沢進之介の着物を色々と見ています。色遣いも作風も、一般の友禅作品とは趣きが異なります。どことなく洋画を見ているかのような雰囲気のものが多いのですが、こちらの色留は、色留袖らしいオーソドックスな雰囲気があります。地色、柄は派手ではありませんが、着てみると存在感がある、力があるという、いかにも進之介の着物らしい魅力も十分に持ちあわせています。本佐賀錦の袋帯を合わせて、ゴールドでまとめた上品なフォーマルの提案です。

    sinnosuke


  • 辻が花

    ただ今のエントランスです。着物は保科祐彩作、江戸小紋。名古屋帯は辻が花、素材は生紬です。これから、単衣の時期に活躍します。

    tsujigahana

    手組みの帯締めは、和装小物さくら製。装いを引き締める、深い紫です。

    purple

    店内、テーブルクロスを一新です。ホースヘアーの黒、すっきりとした印象になっています。

    horse


  • みやこちどり

    ただ今、店内を「みやこちどり」が彩っております。気品のある色、姿をお楽しみ下さいませ。

    miyako

    二階では、初夏に向け爽やかな装いを提案中。菱文様をさりげなく裾にあしらった、上品な付下げです。袋帯は、三つ葉の桐。古典の雰囲気を残しつつ、装いをモダンに仕上げます。様々な訪問着や色無地に合わせて、どうぞ。今回は、水色の同系でまとめました。観世の茶をポイントに。

    blue


  • 渡文の帯

    近頃は、在庫の色々を取り出してきては、まるで新しいものを発見したかのような喜びに浸っています。ヒットは、こちらの名古屋帯。名門、渡文のものです。地風、色合いが上等で、インパクトはありますが、派手はでしくなく、着物との相性次第で、ながく楽しめる帯だと思います。今回は、保科祐彩作の江戸小紋と合わせました。ニュアンスがぴったりとマッチしていませんか?

    watabun

    春のお茶会、お食事会などのシーンに、或いは美術鑑賞にいかがでしょう。個人的には、水墨美術館に上村松園の美人画を楽しみに行きたい雰囲気です。春は是非、着物でお出かけして下さい。着付け、レッスン致します。


  • 雨でも

    近頃は雨がよく降ります。

    着付けのレッスンで自信をつけられたお客様、出勤前に着物に着替えてちょっとご挨拶へ。雨の日の味方、雨コートも忘れずに。無地のように見えて、細かい縦縞です。紫系のボカシに落ち着きがあります。永く愛せる一枚、皆さまもいかがでしょう。

    coat


  • 続 小袖帯

    先日ご紹介しました南果歩さんがお召しの小袖帯、柄違いで(像と蝶)自前があります。よく活躍しました。友人の結婚式には、この市松の染め着尺に袋帯を合わせ、二次会になったら帯だけこの小袖に結び変えるパターンです。長さが十分にあるので、結び方、柄の見せ方次第で、様々なシーンに使えます。後ろには蝶の柄がたくさん出ていますが、胴前では可愛い像さんが後進しています。

    kosode

    よく結んでいたのは、この「なんちゃって角出し」。華やかさも演出できる上に、背もたれに寄りかかっても崩れないという力強い味方です。複雑に見えて実に簡単。興味のある方は、是非お店まで。


  • 小袖帯

    最新号の『きものサロン』をご覧下さいませ。京都らしいお稽古特集で、南果歩さんがお召しです(118ページ)両面、お楽しみいただける小袖帯です。誌面では黒地にウサギでしたが、こちらは黒地に桜。無地や小紋だけでなく、付け下げに合わせて、パーティーシーンにも活躍します。いろいろな結びができますので、グッと華やかになります。

    sakura

    裏は、優しいベージュにウサギ。ワインのような小紋も、お洒落です。

    rabbit