• カテゴリー別アーカイブ 氷見のこと
  • 癒された後のさらに後

    こちら、一時間ごとに忍者ハットリくんと、その仲間たちが登場する中の橋。

    今日はちょうど、そんなニンニン時間に通りかかったのでカメラに収めました。近くの保育園児たちがお散歩途中、ニンニンショーに夢中でした。

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  • 癒された後

    さて、リラックスの後、一路氷見に向かって車を走らせていたところ、あまりに海がきれいだったので、しばらく釘付けになっていました。

    この海岸、ちょうど氷見の海浜植物園の向かいです。植物園、楽しいですよ。ハイビスカスがとても美しい。サボテンが愛らしい。夏にはいろんな種類のカブトムシ、クワガタが出迎えてくれます。ヘラクレスとコーカサスオオカブトがmicchoのお気に入りです。

    強いものは、美しい。。。。!!

    氷見市海浜植物園
    氷見市柳田3583
    tel: 0766-91-0100
    定休日:毎週火曜

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  • Buono Pesce(ボーノ・ペッシェ)

    ふだん「裏管理人」は関西に住んでおり、時おり氷見にやってきます(とはいえ関西人ではなく生まれ育ちは北海道です)。ですから、氷見に来るとどうしても連日でいろいろとおいしいお店に行くことになります。この日はイタリアンのBuono Pesce(ボーノ・ペッシェ)さんへ行ってきました。イタリア語はわからないのですが、英語だと”Good Fish”の意味のようです。魚介類が豊富な氷見にぴったりの店名です。

    一昨日、昨日と、晩ご飯は割合お魚が多かったので、今晩は、店名への敬意を払うことにはなりませんでしたが、肉をメインのコースでお願いしました。まずコーンスープに加えて、タマネギ、パプリカ、ズッキーニ、ナスを使った前菜。野菜本来の美味しさがきちんと生かされています。

    次がようやく旬のはしりとなるマツタケのフリッター。レモンをかけていただきます。さっくりした部分とふんわりした部分とが混在しているフリッターの下から、マツタケのしゃっきりとした歯ごたえが。

    パスタはナスとハマグリ。意外だったのがカレーパウダーが効いていたこと。そのヒリリとした香りが食欲をそそります。けれども、味としてはカレー味は決してでしゃばりません。そのあたりのバランスがよかったです。

    ハマグリは別皿で供されます。こちらはガーリックの風味が実に上手に利かされていて、カレーパウダーとは違った刺激を鼻と口に与えてくれます。

    肉料理です。この日は豚ロースでした。写真からもわかるように、豚肉でありながらレアからミディアムレアくらいにさっと火を通し、肉汁をしっかり閉じこめてあります。ソースはバルサミコ。肉の味を決して邪魔しないように味付けされていました。添えられていた野菜の中でも、ミニトマトの甘さには驚きでした。

    デザートはアイスクリームとパイ。これにコーヒーがつきます。

    写真にはありませんが、パンも素晴らしかったです。特に、それに添えられたエキストラ・ヴァージンのオリーブオイルの軽やかさは、この日一番の驚きの一つでした。美容のために、品質の良いオリーブオイルを毎日杯に1杯くらい飲む人もいるそうですが、これくらいの軽いオイルだと、それもよくわかる気がしました。これまでバターで食べていたのが、ひどく重く感じてしまうほどでした。本当に質の良いオリーブオイルが手に入った時には、このように無添加の小麦粉で焼き上げたパンにつけて食べてみたいものです。

    Buono Pesceは「絲穂」から徒歩5分くらいです。上記のようなコースでも、この日は1人4000円もしませんでした。ワインを1本取っても、4000円ほどだと思います。それでも十分に満腹し、満足。よい素材を使っているので、都会の有名店で質の悪いものを高く食べさせられるのが馬鹿馬鹿しくなってきます。

    小さなお店ですから、予約していらっしゃったほうが確実です(実は前日に行こうとしたのですが、満席でこの日になりました)。


  • きときと舎

    昨日は松葉さんでお寿司でしたが、今日はその近くにある「きときと舎(や)」さんに行きました。

    店内に一歩入ると、昔はよく町中で見かけたジャズ喫茶のような雰囲気があります(この夜は他のお客さんもいたので、店内の写真は遠慮しました)。

    晩ご飯を食べて軽くお酒を飲むために出かけました。まずビールを頼んだので、突き出しが出されます。三種盛りの真ん中のおつまみが珍しくておいしかったです。マスターに何なのか聞き忘れてしまったのですが、何か数の子のようなものをマヨネーズで和えたものでした。黒かったので数の子ではなかったようです。

    昨日に引き続き、お刺し身の盛り合わせを頼みます。さすが漁港氷見です。ここでもおいしいお刺し身が出てきます。

    手作りのギョウザも注文します。右側にちょっとだけ写っているのは、素揚げしたジャガイモを使った、ジャーマンポテト風サラダ。ちょうど品切れだったポテトサラダの代わりに出してくれました。このお店は、午前11時から営業しており(木曜定休日)、ランチも出してくれます。定食類も大変おいしいです。

    僕がこの店にくると、どんなにお腹がいっぱいでも必ず注文するのが、この焼きそばです。甘めのソースの味わいが大好き。どこのソースを使っているのでしょうか、関西風とも関東風とも違っている感じがします。

    ビールから赤ワインへ変えます。何かボディのある赤ワインでおすすめを、とマスターに頼むと、すぐに7,8本のボトルを出してくれました。その中からえいっと選んだのが南アフリカのワイン。勘で選んだのですが大当たりで、まろやかでありながらしっかりと主張もあり、けれども、いさぎよくのどに消えていく感じでした。ラベルがやぶれていたので、ワインの銘柄の記憶が定かではないのですが(アルコールの霧の中に消えかかっています)、確か”Lindon Park”という名前だったと思います。

    マスターが、これをちょっと飲んでみて、と出してくれたのが、Wild Turkeyの15年ものでした。12年ならばどこでも見かけますが、マスターによると15年ものというのは醸造所で24000本くらいしか製造せず、日本へはそのうち6000本のみ入荷とのこと。これは50度あるのですが、ストレートで口に含んでも、バニラのようなやわらかさ、まろやかな口当たりで、これくらいの度数にありがちの、口中でカッと弾けるような荒々しさが全くありません。すーっと入っていく感じがします。マスターは常にお酒に関する様々な情報をキャッチしており、珍しいお酒をいろいろと教えてくれます。今回はこれが飲めて大当たりでした。

    店内の音楽は(もちろん)ジャズです。この日かかっていたのは、安富祖貴子の『ハレルヤ〜サマー・オブ’86』。実はこの日初めて聞いて、最初は何の疑いもなく黒人女性のシンガーだと思っていました。日本人だとわかってびっくり。この人の音楽を知ることができたのも収穫でした。

    店内は、上にも書いたように昔のジャズ喫茶風。アンティークの時計やら小物が多数置かれており、けれども雑然としたところは少しもなく、不思議な秩序で店内がまとまっています。この雰囲気の中でお酒をゆっくり飲むのは、本当に気持ちがいいです。氷見でほとんどのロケが行われた、今村昌平監督の『赤い橋の下のぬるい水』の撮影の際には、出演した俳優さんたちがよく飲みに来ていたとのことです。出てくる料理もおいしいですからね、ここなら、晩ご飯と晩酌を全部すませることができますね。

    追記:この日は串カツも頼んだのですが、写真に撮るのを忘れてしまいました。おいしかったです。


  • お寿司の松葉さん

    本来記事をどんどん投稿して更新していかなければならない立場の管理人”miccho”がなかなか更新しようとしないので(コンピュータが苦手なのだそうです)、このサイトに関して技術面でのサポートをしている「裏管理人」が、つなぎとして更新をします。

    今日は当店舗「絲穂」から歩いてすぐのところにあるお寿司屋さん「松葉」さんに行ってきました。市内、近郊はもとより、広く県外からも(この日も関東方面のナンバーをつけた車がありました)お客さんがやってくるお寿司屋さん。マスコミでも何度も取り上げられています。「絲穂」とは古くからのおつきあいです。

    まず酒の肴としてお刺し身の盛り合わせを頼みました。第一段として出てきたのが、以下の写真です。庖丁で切られた角がピンと口の中で主張するほど新鮮なイカ、メバチマグロ、ゲソもさっと湯通しして盛りつけられています。

    第二段はこちらです。大トロと甘エビが口に媚びるようなおいしさでした。白身や貝は逆に噛むことに抗う歯ごたえをみせながらも、口中に旨味だけを残してのどに落ちていきます。

    握りもたくさん頼んだのですが、食べるのと飲むのに夢中になってしまい、イクラとマグロの写真だけしか撮っていませんでした。富山は米どころでもありますから、シャリも大変おいしいです。

    お味噌汁を必ず出してくれます。様々な魚のあら汁です。豊かでふくらみのある出汁が出ているので、味噌はそれを消してしまわないようごく控えめな味付けです。ささがきのごぼうが、しゃっきりとした歯ごたえのアクセントとさわやかな風味を加えています。

    氷見にお越しの際はぜひともお訪ねください。予約をなさったほうが確実です。