国産絹、松岡姫の着尺です。上品なグレーに浮かび上がる地紋(唐花紋)が印象的です。
朝、ライトを点ける前の部屋で見ると、その様子は更にはっきりと美しく、ハッとしました。陰影礼讃。シーンやシチュエーションによって、一枚で様々な色やストーリーを演出できる、優れた無地です。糸のしなやかさも魅力です。お単衣にもどうぞ。帯はすくい織(唐花紋)春らしい装いになりました。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
美しい青空が見えます。今年も残り僅かとなりました。
来年に向けてのご予約は、清々しい水色が人気です。
上品なブルーグレー地に、菊が抽象的に描かれた付下げ。茶道のお集まりに、お単衣にお仕上げします。袋帯は名門、勝山織物。こちらは、どなたかのご予約をお待ちしています。
こちら、加賀友禅作家、成竹登茂男氏の訪問着。初釜にお召しです。加賀には珍しく、柄行き、色数が控えめでモダンな雰囲気が漂います。春らしく瑞々しい一枚です。
近頃は、ブルーグレーをお好みの方が多くなりました。ブルーグレーと言っても濃淡は様々で、微妙なところでお顔映りも変化します。色の奥深さを勉強させられます。