• カテゴリー別アーカイブ あれこれ
  • 春の宴

    今年も有職雛が揃いました。本日10日より22日(土)まで春の宴を催しております。お人形の豊かな表情をお楽しみ下さいませ。

    obina

    mebina

    衣装は故 喜多川平朗氏の手による、有職織の最高峰。皇室献上用に3体のみ作られたうちの、ひと揃えです。今にも笛の音が聞こえてきそうな、賑やかな宴です。


  • フルーツサンド

    近頃、おやつに人気です。フルーツサンド。生クリームとフルーツの、ただシンプルなコンビネーションですが、後を引く美味しさです。

    フルーツ

    女子会にも最適。ホワイトデーにもお勧めです。ご予約にて承っております。TEL; 0766-74-6218


  • 織楽浅野で卒業式

    息子さんの卒業式に向けて、着付けのレッスンです。若草色の無地に、織楽浅野の無地の帯を合わせて。春らしく、そしてモダンなスタイルです。織感だけで表情を作る浅野の帯は、一本あると色々な着物に、シーンに活躍する万能アイテムです。

    lesson

    個人的に好みのアングルです。裾もとに、帯が生きているかのようにある、この感じがとても好きです。これから胴に巻かれるだろうわくわく感でもあり、解いて緊張感がほぐれた瞬間でもあり、シュルシュルと衣擦れの音が聞こえそうです。

    kurukuru


  • スイーツ、スイーツ

    バレンタイン間近です。お気に入りのスイーツ、ご紹介します。

    我が家では「お山のケーキ」と呼んでいます。あっさりとしたチョコレートの層が楽しめます。ハットリ君のカラクリ橋近く、ファクトリーMAKOTOさんの「トランセ」、甘いものが苦手な方にもトライしていただきたいです。

    mountain

    ボーノペッシェさんのデザートです。小松菜のアイスクリーム。しっかりと小松菜の風味はありますが、全く青くさくありません。ヘルシーでさっぱりしたお味、是非どうぞ。

    komatsuna


  • 未来を感じて

    はや立春です。北陸とは思えない穏やかな大寒でした。ありがたいような、怖いような一月でしたが、皆さまいかがお過ごしでしたか?

    さてワタクシゴトではございますが、ただ今育児の真っ最中。とても着物に袖を通す余裕もありません。その反動か、再びのきもの熱!余裕ができたら、こんな風に装いたい!とあれこれ想像を巡らす毎日でございます。出産以前は、落ち着いた着物に同系色の帯を合わせて、シックにまとめるのが好きでしたが、最近はピンクや鶸色、黄色など明るい色に惹かれるようになりました。子供ができたことと関係があるのか分かりませんが、似合うものも好みも少し変わってきました。

    今、個人的に気に入っているのが、竜巻絞りの長襦袢。橙、鶸、抹茶色など美しい色が揃っています(藤井絞製)黒の大島を着て、袖の振りからチラリと見えたら、きれいだろうなと。

    tatumaki

    それから、染めの百趣矢野の名古屋帯。水仙のモチーフですが、紫が印象的でとても好きです。グレー地の江戸小紋などに合わせて春の装いにしたら、メリハリが出てきれいだろうなと思います。

    suisen

    以前は選ばなかっただろうピンク地の帯、今はストライクです。こんな自分に出会えるとは思いもしませんでした。年齢、心境、環境の変化に合わせて、ちょっとずつアイテムを増やしていく楽しみがあります。きものって奥が深いですね。来年はこう装いたいとか、次は結城紬にトライしたいとか、先々の目標ができます。きものを着るって、とても前向きなことです。

    と、ここまで書いて、前にも同じことを書いたかも…と思い出しました。きっといつも思うことは同じなんですね。きものには未来があります。


  • 新年の店内

    今年も営業がスタートしました。3日にはたくさんの皆様にお越しいただき、賑やかな新年を迎えることができました。感謝致しております。

    店内、カウンターには西王母。

    peach

    二階へ上がると、立派な枝振りのロウバイがお出迎え致します。甘く美しい香りが漂います。

    yellow

    床の間の掛け物は、日の出。青磁の壷には、おたふく南天、千両、啓翁桜が彩ります。華やかなスタートです。

    hinode


  • 今年もあと数日となりました。皆様にとってどのような一年でしたか?

    今年は、我々にとって様々な絹に触れた年でした。祖母の代に買っていただいたものも含め、洗い張り、染め替え、お仕立て直し等、加工のすべてを施し以前のものを新しくすることも多く、その度に、畳んでたとう紙におさめる作業が続きました。縮緬という同じ種類の着物でも、シボの厚みによって風合い、重み、染め上がり、すべてが違ってくること、仕立てる手が異なれば、纏った時のシルエットが違ってくること、当たり前のことばかりですが、触れることで改めて絹の奥深さを感じた一年でした。祖母の代のものが今の時代に生きてくること、まさに絹の魅力です。

    今年もご縁のありましたお客様に、感謝を申し上げます。来る年もご縁の続きますように。無事に一年を締めくくれますよう、大晦日まで営業しております。


  • すっきり

    庭のもみじを剪定しました。すっきりとした気持ちで新年を迎えられます。

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    エントランスでは、宝尽くし文様の名古屋帯をご覧いただいております。江戸小紋とのすっきりとした装いをお楽しみ下さいませ。

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