皆さん、こんにちは。Showです。アトリエまなさんに作っていただきました。キッズリュック夏バージョンです。キュートなプリントは、リバティ製。
何を詰めてお出かけしようかな…。開くと、シルクハットのジェントルマンが!鈴も鳴ります。
オーダー、承ります。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
二階では、本格的な夏の装いを提案しています。
絹芭蕉の訪問着はいかがでしょう。ふうわりと優しい着心地です。地の濃い紫が素敵ですね。羅の袋帯を締めて、正装に。印象的なべにあかは、夏独特の色。年代も問わず、流行もありません。万能の帯です。
今年も伊藤若冲の屏風を出しました。いつ見てもモダンで美しいです。
ワタクシゴトで恐縮ですが、息子がもうすぐ二歳になります。私も母になり二歳です。子育てを楽しむ余裕などなく、パワー全開の息子に付き合うだけで精一杯の日々。イライラしたり、泣きたくなったり、もう子育てはご免だと感じることもよくあります。けれど同時に、子供がいなかったら毎日こんなにも感情が動くことがあろうかと思います。声を張り上げて叱ることも、愛しくて抱きしめることも、すべて日常を豊かにする刺激と捉えれば、きっとこんなに幸せなことはないのでしょう。気持ちの切り替え、考え方の切り替え、前向きになるチャンスですね。
もともと群れることが苦手な私ですが、子育てを通してママ友達ができ、一緒にお出かけをしたりお食事をしたりすることの楽しさも分かってきました。子供がいなければ、きっと言葉を交わすこともなかっただろう皆さんと交流があることに感謝の日々です。子育てのステージは、とても不思議です。それまで、どんなに立派なキャリアウーマンだったとしても、どんなに素晴らしい学歴があったとしても、子育てというラインに立てば、いかなる女性もイーブンであると思います。年齢も、生まれも育ちも、それまでの経験も、実に様々な女性たちが子供を通じて、ひとつのコミュニティーを作り上げる訳ですから、こんなにいろんなチャンスが潜んだステージはありません。変なプライドも固定概念もリセット。柔軟な姿勢、柔軟な思考がキイですね。
周りのママたちには、氷見以外の土地から嫁いでいらした方も多く、「私」という人間をニュートラルに捉えて下さいます。今までは、京加納、或は絲穂という背景を通して見らることが多かった私も、今、ゼロの地点に立っています。素の自分とは、どのようなものなのか。どのような輪が広がるのか。子育ては、自分へのチャンスだとつくづく感じています。
藤子氏の生家、光禅寺にて。藤が盛りです。
ようやく五月の陽気になりました。先週はまだつぼみだった芍薬も、大輪の花を咲かせています。
もうすぐ二歳になる息子につきあって、光禅寺に行くのが日課となりました。砂利に座り込んで動かない息子を待つ間、周りの草木や花を眺める日々。昨日まで見られなかった花の顔に出会えると、本当に嬉しいものです。
光禅寺までお越しの皆様、そのまま裏手まで出て下さい。「きもの コーヒー」というグリーンの看板があります。ただ今、もみじが真っ盛り。連弾を奏でる様子です。
氷見散策のひととき、サイフォンコーヒーでおくつろぎ下さいね。