今晩と明日は、氷見の祇園祭です。太鼓や笛の音が聞こえてきました。行き交う人の賑やかな声も。京加納の前は、ここ数年いつもベビーカステラの屋台が出ます。近くまでお越しの折には、絲穂の方にも立寄り下さいませ。見ているだけで心が弾むようなお洒落なゆかたを、いろいろ展示しております。
板締め絞りの一種、雪花絞り。名の通り、雪の結晶のような絞り染め、デザインや色合いで様々な雰囲気が楽しめます。藤井絞の逸品。
どちらもブルーを基調にした、絞り染めの夏着尺。すっきりと、少し落ち着いた風情です。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
常願寺さんでの花展は、大盛況でいらっしゃいました。美しい作品の数々と、立派な室礼に大満足のひとときでした。中でも最も印象的だったのが、オンシジュームと竹箒を組み合わせての大作。お見せできないのが残念ですが、まるで黄色の天の川にようなイメージで、オンシジュームと細く解体された箒がとても繊細に美しく調和しておりました。
まさか後日、そのオンシジュームをお裾分けしていただけるとは…!!こちら、花展の名残です。一般的なオンシジュームは、黄色の中に黒い点がありますが、これは黄色のみの特別な種類とのこと。どうぞ、二階に上がられた際には、目を凝らしてお楽しみ下さいませ。花入れは、初代 徳田八十吉。ゴールドでまとめてみました。