• カテゴリー別アーカイブ あれこれ
  • 怪物くん

    今晩9時から、ドラマ怪物くんがスタートします。

    先日潮風ギャラリーを訪れた時のこと。藤子マンガのキャラクターTシャツが人気のため、大人のサイズが売り切れていました。怪物くんの放送が始まると、またいろいろと新しいデザインのTシャツが入荷してくるそうですよ。

    今度こそ入手したいものです。番組も楽しみですねぇ。


  • ただ生きるのではなく、“生き生き”と生きる

    花を見つめて心を求めて」という日めくりのカレンダーがあります。華道池坊の家元、池坊専永氏による、日々のことばが美しい花のイラストとともに載っています。

    その中に、ただ生きるのではなく、“生き生き”と生きるという項目があります。ーいけばなの初歩的な、しかも一番大切な事柄は、生き生きとしているということだ。これは、生きているということと深いかかわりがある。生きているーそのことが美しいとは言えない。生き生きとしていてこそ、初めて美しいと言えるのである。

    自分は、生き生きと生きているだろうか…。

    毎朝、家元の言葉に考えさせられるのですが、このカレンダーを眺めていると、純粋に花を生けてみたくなります。花は、たくさんのことを教えてくれるんですね。


  • 堀 文子:いつくしむ命

    神戸は御影にあります香雪美術館にて、現在、日本画家 堀文子さんの作品が展示されています。

    ひとりで生きることを求め、地中海、欧州、米国、中 米と世界を放浪。師匠も弟子も持たない「いのちの画家」は、92歳を迎える今も、自然の姿、命を描き続けています。心に訴えるのは、 その数々の作品だけではありません。心に残る堀さんの言葉をご紹介します。

    私は、九十年もの長い間さまよって、やっと少しわかったというか。私は、自分を否定して、自分のことを劣っていると思ってましたか ら、よその世界に憧れて世界中をさまよったのです。自分は日本の生物だったと、そのことがわかるまでに長い時間がかかりま した。

    見つかったかどうかは知りませんけど、「青い鳥はよそにはいない」ということがわかったのです。皆さんも「青い鳥は自分のなかにいる」はずです。

    展示は、5月5日まで。ご自分の中の青い鳥、探しに行かれてはいかがですか?

    初めて訪れた香雪美術館は、大変素敵なところでした。広い庭園には、しだれ桃の花が咲き乱れ、木々も青々と美しく、生命力を感じま す。心を洗いたい時、オススメのスポットです。


  • 春愁

    桜も散り始める頃でしょうか。

    あたたかい陽射し、桜の美しい風景、柔らかな風、この季節皆さまはどのような気持ちでお過ごしですか?

    わくわく、楽しくなりますか?

    桜並木を美しいと感じる一方で、どこか哀しさや切なさを感じること、ありませんか?

    明るい陽射しや、自然の息吹きを嬉しく感じる一方で、生命力に圧倒されるように感じること、ありませんか。

    この季節、どことなく憂鬱を感じてしまう、春愁。私は、どちらかと言えば春愁タイプなのですが、皆さまはいかがですか?

    「しゅんしゅう」と言う響きが、そもそも詩的で気に入っている次第です。


  • 成長する新芽

    3月の終わりに雪が舞い、今年はいつまでも寒い日が続きました。しかし、春は確かにやってきていたのでしょう。気がつけば、もみじの新芽がどんどん成長し始めていました。枝の先にある赤い芽、お分かりになりますか?

    これから、もっと増えて大きくなると、風に揺れて手を振っているように見えます。可愛らしい成長、是非ご覧になって下さいね。

    20100403


  • 炭の香り、炭の音

    炭で火をおこしていると、ピチッピチッという音が聞こえます。炭に火が通ったときの音。聞こえた瞬間、とても嬉しいものです。湯が沸くことへの期待が膨らみます。

    お湯が沸いたら、棗の蓋を開けてお茶を点てよう。黒い塗りの棗に、鮮やかな抹茶のグリーンが映えてとてもきれいだから、早く蓋を開けて見たい。炭の音は、次また次への所作を思い、わくわくする音です。

    音だけでなく、その香りもまた独特でいいものです。それから、灰の香りも。黒い炭に赤い火がともって、だんだんと灰色に変化する様は、何とも言えず風情があります。鉄瓶の湯が沸く音も楽しみながら、美しい桜模様の棗を眺めながらお客様を待つ時間、心が満たされるようでした。お茶を点てるということは、非常に前向きで希望多きことなのだと感じました。

    それにしても、お抹茶ってすごいですね。「お抹茶はいかがですか?」の一声に、大変喜んで召し上がって下さる方の多かったこと!!お抹茶をいただく嬉しさは別格のようです。おかげで、お客様からたくさんの笑顔をいただくことができ、本当に嬉しい企画でした。

    20100326