初めて、ひとりで締める名古屋帯 投稿日: 2009年8月25日 9:00 AM miccho コメント 先日、お寺のお嬢様が着付けの練習にいらっしゃいました。お着物は、着慣れていらっしゃるのでナチュラルな着姿です。その日は、名古屋帯を初めてひとりで結ばれました。誰しも苦戦するまくらの部分、お太鼓のかたち、クリアすべきハードルも若さで乗り切られます。帯は、計ったように完璧なかたちになるよりも、ちょっと曲がったりしている方が愛嬌があっていいのかもしれないと、最近は思います。帯によってうまくかたちが作れない場合でも、その柔らかさや素材感が活きていることが本当ですよね。 関連 📂投稿グループ お着物の話題
2014年9月8日 miccho 藍田正雄ー引き杢ー当店で根強い人気を誇る、藍田正雄氏の引き杢。型を微妙にずらしながら染め、杢目のような模様を生み出します。藍田氏ならではの技法です。上品さと存在感を併せ持つ、江戸小紋の神髄ですね。着物は、臈纈の小紋。ク...
2024年10月2日 miccho 秋の訪問着ずっしりとした訪問着が、目に心地よい季節になりました。 地色の薄緑が優しい、一珍染めの訪問着です。(染の百趣矢野) 小麦粉のひび割れを生かした一珍染めの優しさも漂います。 帯は正倉院文様をモダンに織り...