羽織とショールの楽しみ

晩餐会当日は、絲穂で和服姿に変身です。紫がとても似合われるお客様、この日はかんざし模様が印象的な着尺に藍田正雄氏の江戸小紋の帯を締めて。お太鼓の部分には「花」、前は「雪月」という柄付けになっております。遊び心と上品さを演出した、大人のパーティー仕様です。

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いざ、誉一山荘へ。寒すぎることなく、雨も降らず、着物でそぞろ歩くにはもってこいの気候でした。外出時には、同系色の羽織を重ねて通の装いに。右は母です。一珍染めの大判のショールをかけて。これからの季節は、羽織やショールなど重ねるものが、着こなしの重要なポイントになります。後ろからは見えない帯はとても気になりますし、裾の方しか見えない着物も気になります。そして、羽織りにしか出せない美しいシルエットがあります。重ねるお洒落、是非お楽しみ下さいね。

aruku