月曜恒例、きものの時間。昨日は本羅の帯(誉田屋源兵衛)を久しぶりに。盛夏を迎えると必ず一回は締めたくなる一本です。本羅ならではの柔らかさ、シルエットの良さが感じられます。縁起の鱗をモチーフにした織りなので、付下げ等と合わせてフォーマルシーンにもよく活躍しました。着物は、定番の変わり絽。麻の帯揚げが装いにポイントを付けます。
この暑さの中、着物を着ることは勿論とても暑いのですが、私は夏こそ着物だと思っています。肩から手首まで覆われている安心感があります。夏ものでなければ味わえない、涼を感じるため素材感、柄、色があります。夏こそ着物です。