渋紙に彫刻刀で模様を彫り、布にのせて摺り込んだり染料の入った糊を置く。顔料をそのまま摺り込めば染まり、糊の部分は染まらない。その組み合わせでいろいろな柄を作る型染め。そのひとつである、型絵染めが添田敏子さんの携わる分野。型染めの技術に、現代的で独創的な模様を創作したものです。
添田さんの作品の特徴は、野菜や玩具など身近にあるものからヒントを得ていることにあります。お孫さんの描かれた絵やから発想されることも多いとのこと。その作風からは、自由な広がりや躍動を感じます。
本日ご紹介しますのは、「青茎牡丹」というタイトルの作品。