昨日は、お寺の報恩講で行われた落語会に、いざ着物で。黒無地の大島に、高木錦司作の帯を合わせて。錦司さんの作品は、どれもデザインや色遣いにハッとするものがあり、無地のお着物によく映えまたモダンな雰囲気にもなります。少しインパクトのある装いにしたい時の強い味方です。
ご一緒したお客様は、お義母様から頂いた小紋を仕立て直し、この日初めて袖を通されました。帯は藤井絞。黒地に様々な色が彩る、美しい帯です。色無地や付下げにも幅広く使えます。帯締め帯揚げは、グリーン系の無地を。無地をス〜ッと装いの中心に引くことで、着物と帯がうまく調和します。
さて関西落語会の重鎮、笑福亭仁智さんの落語は登場からすでに笑いが起こり、枕、噺もベテランならではのテンポで楽しく拝見しました。久しぶりの着物で落語、堪能しました。