春待つ心

今年の小学校の書き初めは、「春待つ心」でした。

息子が元旦に清書をし、広げておいた書き初めは、地震で様々な物が壊れ、倒れた中に無事にありました。大きな揺れ、津波が来るかもしれない恐怖、避難場所の寒さ、町の崩壊、当初も今も、様々な傷跡に心が沈むことがたくさんあります。

ひとりひとりの春を待つ心は、色々でしょう。春になれば、春のような空気が漂うのでしょうか。象徴的な書き初めの文字と、目に映る現状が、心の中でグルグルしています。

自分の心が満足だと言える一年になればという思いは、更に強くなりました。

どんな状況にあっても、自分の春を迎えられるよう一歩ずつ進みます。