お客様より投稿をいただきました。初釜にとお誂えになった藤井絞の着尺を、上品にコーディネートされています。地色の墨黒がお洒落ですね。柄も控えめですっきりと良くお似合いです。帯はクリーム系の無地に、織模様が映えるシンプルで豪華な一本。
帯揚げは、銀加工が美しいものを合わせて。帯締めは白と黒の二色使いで、ポイントになっています。新年らしい装いとなりました。
お茶会の日はいつも、娘さんが帯を締めて下さるそうです。コーディネートだけでなく、自然な着姿もいいですね。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
成人の日を迎えられる皆さま、おめでとうございます。今日の晴れ間に、雪が解けて少しでも足下が軽やかになればいいですね。晴れ着を楽しんでください。思いで深い一日となりますように。
さてこの度は、藤井絞の名品、本疋田総絞りのお振袖が、素敵なお嬢様の元へ嫁ぎました。来年、成人を迎えられます。今年のうちにお仕立てし、一年寝かせます。すると、総絞りの弾力がちょうど良い具合に落ち着き、躯にフィットするのです。あの美しい絞りがどのような華となりますか…。一年先を心待ちにしています。
10日(月)成人の日、営業しています。晴れ着姿でのお越しも、大歓迎です。
ただ今、エントランスにはバッグがディスプレィされています。どちらも和洋兼用、お洒落でたっぷり入るサイズです。右のバッグは、帆布に染料をコーティングした非常に珍しいタイプ。独特の色と光沢が、皆さまの注目を集めています。
さて、ちょっと視線を上にどうぞ。尾長保さんの海老。新年は、いつもこの額に決めています。