• 辻井伸行──ショパン・コンクール

    先週より、辻井伸行氏のショパン・コンクールの演奏を流しています。ピアノに関して素人ですが、素人なりに感じたままを申しますと、とても素直な演奏だと思います。風景や情景がイメージとして浮かぶような、スッと心に入ってくる音色です。ショパンっていいな、もっと聴いてみたいなと純粋に感じる音色です。

    皆さまは、どのように感じられますでしょうか。店内にて、じっくりお楽しみ下さいませ。


  • 古志紬

    古志紬(こしつむぎ)の着尺と、藤井絞の帯を合わせました。エントランスにてご覧下さい。

    紬は単衣向きのもので、塩沢のような風合いです。鮮やかな色が印象的ですね。帯との相性もピッタリです。

    20100422


  • 怪物くん

    今晩9時から、ドラマ怪物くんがスタートします。

    先日潮風ギャラリーを訪れた時のこと。藤子マンガのキャラクターTシャツが人気のため、大人のサイズが売り切れていました。怪物くんの放送が始まると、またいろいろと新しいデザインのTシャツが入荷してくるそうですよ。

    今度こそ入手したいものです。番組も楽しみですねぇ。


  • ただ生きるのではなく、“生き生き”と生きる

    花を見つめて心を求めて」という日めくりのカレンダーがあります。華道池坊の家元、池坊専永氏による、日々のことばが美しい花のイラストとともに載っています。

    その中に、ただ生きるのではなく、“生き生き”と生きるという項目があります。ーいけばなの初歩的な、しかも一番大切な事柄は、生き生きとしているということだ。これは、生きているということと深いかかわりがある。生きているーそのことが美しいとは言えない。生き生きとしていてこそ、初めて美しいと言えるのである。

    自分は、生き生きと生きているだろうか…。

    毎朝、家元の言葉に考えさせられるのですが、このカレンダーを眺めていると、純粋に花を生けてみたくなります。花は、たくさんのことを教えてくれるんですね。


  • 堀 文子:いつくしむ命

    神戸は御影にあります香雪美術館にて、現在、日本画家 堀文子さんの作品が展示されています。

    ひとりで生きることを求め、地中海、欧州、米国、中 米と世界を放浪。師匠も弟子も持たない「いのちの画家」は、92歳を迎える今も、自然の姿、命を描き続けています。心に訴えるのは、 その数々の作品だけではありません。心に残る堀さんの言葉をご紹介します。

    私は、九十年もの長い間さまよって、やっと少しわかったというか。私は、自分を否定して、自分のことを劣っていると思ってましたか ら、よその世界に憧れて世界中をさまよったのです。自分は日本の生物だったと、そのことがわかるまでに長い時間がかかりま した。

    見つかったかどうかは知りませんけど、「青い鳥はよそにはいない」ということがわかったのです。皆さんも「青い鳥は自分のなかにいる」はずです。

    展示は、5月5日まで。ご自分の中の青い鳥、探しに行かれてはいかがですか?

    初めて訪れた香雪美術館は、大変素敵なところでした。広い庭園には、しだれ桃の花が咲き乱れ、木々も青々と美しく、生命力を感じま す。心を洗いたい時、オススメのスポットです。