昨日は嵐のような一日でした。すっかり風も冷たくなり、冬の到来を感じます。
前庭のもみじは、印象的な赤に色づいています。雨に濡れ、日差しに輝き、様々な表情を見せます。
今朝は、今年初めての椿も咲きました。虹も見えました。
今日という日は、昨日とも明日とも違う日であることを実感します。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
雪輪散らし、新作のコートです。雪輪部分がビロードになっており、黒一色のデザインにメリハリが効いています。しなやかな着心地は、一度纏えば癖になります。なんと言ってもシルエットが美しい。襟はきものの形です。
上に羽織るとまた全体の趣きがガラリと変わるのが、きものの魅力ですね。
ようやく袷に袖を通しました。肌寒い雨の日は、無地の大島に気分が向きます。10年近く愛用しているこの大島は、とても柔らかい風合いで着やすく、また黒の色も着る度に深みが増すようで、とても気に入っています。帯での変化を楽しんでいます。今日は、紬地の格子の帯を合わせてインパクトのある装いに。
同じ紬の帯、色違いがこちら(左)。ピンクとグリーンの格子です。臈纈で幾何学を表現した着尺と合わせました。柄と柄の組み合わせも、この感じならモダンにまとまります。右は、印象的な深い緑の色無地です。縮緬のシボが何とも言えません。黒地の華やかな染帯とともに。お茶席もぴったりです。