美しい月が楽しみな今日この頃です。
エントランスでは、まさにお月見の帯が皆様をお迎えします。刺繍のふっくら感が何とも可愛いですね。腹前には猫ちゃんがいて、お月様を見上げています。
優しい色合いの無地(絹雲織)と合わせて、この時期だけのちょっと贅沢な装いです。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
昨日は、光照寺で室生犀星のお孫さんの室生洲々子氏の講演がありました。
犀星氏の日常、規則正しい生活を送られたこと、庭作りがとてもお好きであったこと、家庭をとても大切にされたことなど、なかなか聞けないエピソードが沢山の、充実した時間でした。
富山にも縁があり、砺波高校、氷見高校の校歌も作詞されたそうです。
改めて、詩や作品も読んでみたいと思います。
さてお客様の装いです。
綿麻の無地に、献上帯を。無地の帯揚げは、『ミセス』の載っていたものと、ドンピシャり。ポイントになります。
小千谷に黄色の帯が映えます。さくらさんの帯締めが効いています。
楽しい着物の時間でもありました。