• 朝のリレー

    桜は散りましたが、もみじの葉は次々と開き、春真っ盛りであることを自然は教えてくれます。

    心の晴れない毎日でも、朝がやってくることの有り難さを感じながら、心が折れないように、折れても何とか立ち直れるよう、でも無理しないように。

    清しい朝を連想させる、東京友禅の着物を広げてみました。

    谷川俊太郎さんの「朝のリレー」と共に。

    朝のリレー

    カムチャッカの若者が

    きりんの夢を見ているとき

    メキシコの娘は

    朝もやの中でバスを待っている

    ニューヨークの少女が

    ほほえみながら寝返りをうつとき

    ローマの少年は

    柱頭を染める朝陽にウインクする

    この地球では

    いつもどこかで朝がはじまっている

     

    ぼくらは朝をリレーするのだ

    経度から経度へと

    そうしていわば交替で地球を守る

    眠る前のひととき耳をすますと

    どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる

    それはあなたの送った朝を

    誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ

     


  • 入学式へ

    晴天に恵まれた7日、小学校の入学式が行われました。

    同級生が二人同時に、晴れの日を迎えました。

    お嫁入りの時に誂えてくれた訪問着を、久しぶりに見ることができました。

    こちら、霞模様だけのシンプルな訪問着です(染の百趣矢野)

    黒地の帯でキリリと。お草履にも注目です。

    こちらは、古典柄を控えめに配した訪問着です。帯も、笹蔓や藤など古典柄を織り出して。是非、永く愛して下さい。

    コロナ渦のさなか、心を救われるような嬉しい報告でした。

    おめでとうございました。


  • ゴールドを効かせて

    今日から四月です。

    様々な集まりがなくなり、トキメキの少ない春ですが、心が折れないよう、美しいものの力を借りたいと思います。

    エントランスには、さくらの新作お草履を。前ツボの水色と、鼻緒のゴールドが装いにパンチを与えます。

    二階、有職雛は4日までです。お客様皆さまから、華やかなお心遣いを頂き、こちらは春爛漫です。

    個人的にお気に入り、男前の右大臣を眺められるのも、あと数日です。

     


  • 着物でディナーを

    先日、和のディナーを楽しまれました。

    静かな雰囲気の江戸小紋に、古典柄の帯が良く合います。

    数種類の小紋柄がお洒落に配された切りばみの小紋、贅沢です。幾何学模様の帯が映えます。

    ウィルスの騒ぐご時世ですが、ちょっと気分転換、こんなお知らせは嬉しいです。

     

     


  • 有職雛

    大雨と嵐の晴れ間に、今年も揃いました。

    有職雛、是非ご覧にお越しくださいませ。

    衣装は、故喜多川平朗氏。京都田中人形製です。

    昨日の暖かさで、もみじの新芽が出ました。

    今日は荒天ですが、すっかり春です。


  • さくら

    3月が始まりました。世の中は、コロナ、コロナ。

    様々なニュースに気が滅入りそうですが、こんな時こそ美しいものや文化に触れ、穏やかな心で過ごせるよう心がけたいものです。

    床の間には、宮崎友禅斎の原画、さくらの図を。

    今日の日差しがあること、鳥の声、植物の成長に感謝をしながら。