• 山ぶどうのバッグ

    ちょっと目線を下にやると、山ぶどうのバッグがおります。どの角度から見ても隙がありません。ふと目に入った瞬間にハッとすることがあります。カウンターでおくつろぎの際には、振り返ってハッとして下さい。夏の出逢いは、突然です。

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  • 紅梅の甚平さん

    さて、店内には人気シリーズの甚平さんがディスプレイされています。綿紅梅の贅沢な甚平さん。こちらの像さん柄が一番人気でございます。お隣は、雪花絞りの夏着尺。麻の半幅帯で涼しく爽やかな印象に。夏の親子の装い、提案中です。

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  • うずうずの暖簾

    ただ今、うずがいっぱいの、うずうず暖簾がかかっております。繊細な透け感が気に入っていおます。何となく向こうが見える感じがいいですねぇ。

    遠く正面に見えるのは、何でしょう!?赤い色がボヤボヤと見えます。ああ、気になりますねぇ!その全貌や、くぐった方にだけ明らかに……。

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  • 藤井絞の夏物

    こちらの絽の訪問着、裾の方に千鳥が控えめに表現されています。藤井絞の夏物。上品で美しいですね。

    藤井さんでは、今年から夏は浴衣しか作らないとのこと。残念です…。

    藤井絞らしい、絞りの良さを最大限に生かした夏の着物、当店ではたくさん在庫として抱えています。是非、皆さまにご覧になっていただきたいです。

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  • 藤井絞の記憶—鍋島段通

    久々に、藤井絞の記憶シリーズに参りましょう。先週伺った祇園祭のしつらえです。いつも室町〜江戸期の屏風がずらりと並びます。足元に敷詰められているのは、年代物の鍋島段通。こちらは、年中変わらずお目にかかることができます。子供の頃から何気なく見ていた鍋島ですが、大人になってようやく良さが分かってきました。色合い、肌触り、希少性。

    当時は、ただお行儀良くしなければならない場所だった藤井絞さん、段通を見ると途端に緊張感が走ったものです。

    今も緊張感はありますが、文化を楽しめる場所となりました。

    昔からずっと変わらないしつらえですが、いつ伺っても新しい発見があります。まるで、自分自身の変化や成長を見守ってもらっているようです。

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  • 帯留の彩り

    今月は、母も着物を着る機会に恵まれましたが、そのたびに帯留をいろいろと楽しんでおりました。

    例えば、芭蕉布の帯には琥珀を合わせて。着物は夏大島です。

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    羽田登喜男作、友禅の染め帯には珊瑚の赤を効かせて。 着物は芭蕉布。平良敏子さんの作ですが、珍しい紺系のもの。年月を経て、だんだんと良い色に落ち着いてきました。

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    芭蕉布については、『平良敏子の芭蕉布』を是非ご覧下さい。


  • 今年も金麦!

    さて、先日から放映中の金麦CM、浴衣バージョンにご注目を。去年の雪花絞りに続き、今年も藤井絞さんの浴衣を壇れいさんがお召しです。地色のグレーがかった水色は、藤井さんならではの色です。

    大人っぽさと可愛さが同時にうまく表現されていますね。帯の黄色も効いています。非常にシンプルなコーディネートですが、とっても素敵ですよね!

    当店にも、似たような雰囲気の着尺が多数揃っております。自分らしさを上手に引き出せ、長く愛せる浴衣、皆さまおひとついかがでしょう?

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