• 藍田正雄 「引き杢」

    当店では、根強い人気の江戸小紋。中でも藍田正雄さん作の「引き杢」はヒット商品です。型を微妙にずらしながら染め、木の杢目を表現する技法は藍田さん独自のもの。他の小紋師には真似できません。実はこの引き杢、ヒントは真夏のお昼寝にあったとか。夏の午後、夢うつつで目覚めた藍田さんの目に映ったのが、風にゆらゆら揺れるすだれ。ああ、これだと思われたそうです。このゆらゆらと幻想的な雰囲気を、江戸小紋で表現できないだろうか。。。それが引き杢の始まりだったそうです。

    今や、きもの通ならば一本は必ず手に入れたいアイテムになっています。ひとつひとつ、色合いが違うのも魅力です。上品さと迫力が絶妙にマッチした帯、みな様も是非いかがでしょう。夏物の引き杢は、流水文のようなイメージにもなり、涼しげでさらに美しいですよ。

    HIMG000420100131152417


  • 今夜もまあるいお月様

    今月は、1日が満月、今日30日も満月ということで、ひと月に二回も満月がやってくる珍しい月なんだそうです。両方の満月を拝むことができれば、ラッキーなんだとか。

    ちなみに皆さま、元日の夜は空を見上げられましたか?まんまると美しいお月様、確かに見えましたよ。今夜も巡り会えるでしょうか。夜空を眺めましょう。


  • 紅型と織楽浅野

    例えば、とても古典的な琉球紅型の小紋に、織楽浅野の帯を合わせてみましょうか。当店社長、いち押しのコーディネートです。浅野さんの帯は、伝統的な西陣織の技法をそのままに、シンプルでお洒落なデザインと色遣いが特徴ですから、古典的な着物をうまくモダンな雰囲気に仕立て上げてくれます。ちょっぴり垢抜けたコーディネートをしたい方、浅野さんの帯を一本、是非お求め下さい。

    20100126


  • 黒の羽織コートが人気です

    久しぶりに二階の様子を御覧に入れましょう。こちらの黒の羽織コート、近ごろの売れ筋です。背中と裾にビロードの市松模様があります。一枚仕立てです。シルエットの美しさは抜群、動くと体に自然とフィットし、着心地も抜群。ご法事の時にも着回しオッケー。別注ですので、ご注文を承ってからのお誂えになります。

    ちなみに、着物は手描き友禅の上等な小紋。付け下げのような感覚でお召しいただきたい着物です。帯は織楽浅野。シルバーの無地。織り感だけで表情を出した、シンプルでお洒落な帯です。

    20100125