おこぼ

先日もご紹介しました、祇園のない藤さん。外のディスプレィには、舞妓さんが店出し(デビュー)の時に履く、おこぼが飾られています。あの、すぐに転んでしまいそうな、背のたか〜い高い履物です。さてあのおこぼ、どうしてあんなに高さがあるんでしょう。それは、玉の輿に乗れますようにとの意味が込められているからなのだそうです。これからどんどん教養を高め、自分自身を高めて、いつか良い旦那さんに巡り会えますように、とのことなんだそうです。

ない藤さんの前を通られたら、御覧になってみてください。

縄手通りを入ってすぐに、懐紙や和紙の封筒などを扱うお店があります。そこで何かお買い物をすると、舞妓さんがお座敷で使っている「鼻紙」がもらえます。普通のティッシュではないんですねぇ、これが。ない藤さんまでの道すがら、そんなプチラッキーも楽しめます。