さて、ちょっとお洒落なネクタイはいかがでしょう?
もうすぐクリスマスですが、プレゼントはお決まりですか。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
商店街にホリエパーラーさんが帰ってきました。もともと商店街にあったホリエさん、一度郊外に出店された後、今年再びカムバックされました。明るく清潔感のある雰囲気です。
ボリュームのある定食、ラーメン、パフェ、いろいろ揃っているようです。家族連れ、高校生の集団、カップル、これまたいろいろな層のお客様がい らっしゃいます。中が見えそうで見えない感じになっていて、それがとてもとても気になるのです。しかも、パーラーという響き、グッときませんか?!!
私も近々、行ってみます。
中の橋のたもとに、ガラス張りのケーキ屋さんがあります。ファクトリーMAKOTOさん。開店当初より、ロールケーキが人気です。
神戸で修行された MAKOTOさんが作るお菓子は、どれもお洒落であっさり風味。男性にも好まれるのではないでしょうか。ロールケーキのほかに、トランセというお山の形を したココア風味のケーキが気に入っています。シュークリームやショートケーキなども、もちろん美味しいですよ。
クリスマスケーキのご予約は、12月20日 までとなっておりますので、ご予約の方はお早めに。
さて、ショーケースのケーキも気になるところですが、厨房との仕切りにかけてある暖簾にも、是非ご注目下さい。絲穂セレクトでございます。洋の雰囲気に違和感なく、和が溶け込んでいます。
密かに気に入っています。市立博物館。
原始からの氷見の歴史、漁業、暮らしが分かります。そもそも「ひみ」という名前の由来、いくつか説があるのですが、 かつては海だったところの水が干上がって「干水」→「ひみ」という音になったというのが一説。地元民にとっても、なるほど〜がいっぱい詰まった場所です。
現在は、「氷を見る」と書く「ひみ」ですが、とても風情がある字と音ですねと、ある日京都の問屋さんが仰いました。クールな中に、ちょっとした艶っぽさが漂っていて、とても良い雰囲気。それで、発音してみると「ひみ」。なんか可愛い、なんて仰るんです。その方にとっては、凛とした女性のイメージ なんだそうです。呉服を扱う問屋さんらしく、情緒的なご意見だなぁと、氷見で生まれ育った私にとっては、とっても新鮮でした。その日からでしょうか、私の中での氷見のイメージが少し変わり始めたのは。捉え方によっては、結構ロマンチックなところなのかも…。
というワケで、博物館に行って原点に戻ってみたのでございます。氷見の魅力は、他県の皆様から教わることが多いです。
氷見市立博物館のサイトはこちら。
さて、氷見の見どころ、食べどころ、面白グッズなどをいろいろ紹介した、ぐるっと商店街観光&昼食MAPなるものができました。氷見へお越しの際には、是非、片手にこのマップを。折り畳み式でレイアウトも楽しく、ながーい長い商店街の特徴がうまく捉えられております。
この長い商店街、意外にも他県の方に人気なのです。当店には、取引先の京都から毎月問屋さんが見えるのですが、まっすぐ長い通りを車で走るのが気持ちいいとよく言われます。全国を回られる問屋さん方に、氷見はとても魅力的なところのようです。他のどこよりも食べ物が美味しいと、氷見出張を楽しみにされています。
さて、この地図にも載っております「忍者ハットリくんポスト」の前に、染家京加納という呉服屋があります。そこが、きものの館絲穂の始まりです。今は、ウィンドーにはクリスマスツリーの帯が飾られております。ちょくょく展示も変わるので、商店街を通られる時には、ちょっと足を止めて御覧下さい。もっと見てみたい、ここらでコーヒーブレイクしたいなんてことになれば、そのまま絲穂にお越し下さい。日宮神社を右折、しばらくまっすぐ、一二三亭が見えたら左に曲がって下さい。割烹しげはまさんの並びです。コーヒー、きもの、ギャラリーという看板が出ています。塀囲いのお店、見つけてくださいね。
めっきり寒くなりました。ブリの美味しい季節です。先週も、関西からのお客様が魚恵さんでブリのお刺身に舌鼓を打たれ、氷見を満喫して帰られました。
さて、氷見弁の代表格に「きときと」という表現があります。「きときとの魚」という言い回しで、お魚が新鮮で活きの良い様を表します。他にも「きときとの目をした子供」など、子供の目がきらきらと輝き元気な様を表したりもします。きときと感をアップさせたい時は、「きっときと!!」と小さい「つ」を入れ、オーバーに表現することもできます。
きときとのお魚が皆様をお待ちしているこれからの季節、是非、舌だけでなく耳や口でも氷見を満喫して下さい。イントネーションなど地元民に聞いてみるもよし、ネイティブを気取って会話に取り入れてみるもよし、です。
このごろ、お草履を新調される方が急増中でございます。確かに、新年を新しいお履物で迎えることは大変縁起の良いことですからね。
という訳で、丸テーブルにいろいろなお草履をご用意しております。
真ん中上のお草履、台の中に真綿が入っております極上タイプ。一度履いたらやめられないとの定評をいただいております。
是非、極上の新年をお迎え下さいませ。
このごろの売れ筋は、江戸小紋。本当に人気があります。
無地に見えるけれど実は細かい柄の集合体である江戸小紋は、実際に纏うと立体感が出ますので、普通の色無地とはひと味違った存在感があります。
抜き紋をひとつ入れておけば、帯次第であらゆるシーンに着回せます。写真のように、お洒落な名古屋帯を合わせればお茶会に、ご法事の帯を締めればご法事に、袋帯をすれば結婚式や新年会などフォーマルシーンに活躍します。
昨今では、お子様の卒業式や入学式などにお召しになるために誂える方が増えています。江戸小紋は、スーツなどの洋装の中に混じっても悪目立ちすることなく、フォーマル感を演出できます。江戸小紋とは、いわゆる遊び着の「小紋」の意味ではなく、小さい紋の集合体=無地、つまり、色無地と同じ格になります。家の行事ごとにも活躍しますから、結婚の際に一枚誂えるとずっとずっと重宝する着物でもありますね。もともとは、江戸時代の武士が、裃に家々の家紋を細かく染めて着ていたことが始まりです。だから、江戸小紋、なのです。
渋い色目ばかりでなく、きれいな朱鷺色やヒワ色のもの、いろいろ取り揃えておりますので、ぜひ一度、江戸小紋を御覧にお越し下さいませ。