お歳暮の時期です。皆様のお手元にも、日々贈り物が届いているのではないでしょうか。さて今年は、ニャンとも可愛らしい福りんごが届きました。招き猫が描かれたりんご、開封して幸せの予感がいっぱいです。
さて先月のことですが、山鳥がやってきて止まりました。もみじの葉との色合いがとても綺麗で、一瞬の出会いをパシャリ。
さて今日は、どんな幸せの瞬間がありますでしょうか。
富山県氷見市の呉服屋 きものの館絲穂
朝起きると、うっすら雪化粧。本当に寒くなりました。
さて先月の終わりに、オーベルジュで行われた2回目のランチ会の様子です。
赤い花が印象的な紬に、赤系の無地の帯ですっきりと(左端の方)。観世のグレーが素敵です。正倉院文様を横段に配した、格調のある小紋を二部式に仕立てて(椅子の方)冬のランチ会にぴったりです。
この度、初おろしでした。士乎路紬に、吉祥文が市松で表現されたの帯(丹波屋)を合わせて。シックなトーンに少し華やかさもあります。(右から2番目の方)。花織の小紋に松尾鏡子作の無地感の帯を(右端)帯揚げの無地を効かせました。
ロビーにて、それぞれのバッグが並びます。さて、どのバッグがどの方のものでしょう。
12月のデザートは、クリームチーズとホワイトチョコ、イチゴのコラボレーションでした。あっさりと絶品です。
冬の到来を感じる寒さとなりました。温かいスープが美味しい季節です。
スープといえば、かつて私の幼少期はトロイカさんが中央町にあり、よく家族で食事に出掛けたものでした。ポタージュが大好きで、おかわりばかりしたものです。シンプルなコーンポタージュは、クセがなく素直なお味で、子供の口によく合ったのかもしれません。今でも舌が覚えています。スープばかりでなく、オムライス、ハンバーグ、カレー、どれも美味しく、舌に心に残りました。トロイカさんでのひとときは、家族との時間をしっかりと刻む温かいものでした。
近頃のお気に入りは、先日オーベルジュで頂いた色々キノコのスープです。かき混ぜると、エリンギなど数種類のキノコが姿を現します。程よいコクがあり、飽きることがありません。スープで体が温まり、これからのお料理に期待が高まり、同時に同席の皆さまとの会話も弾み始めます。
家庭では、色々な食材が少しずつ残っている時にはすべて刻んでスープを作ります。スープは面白いもので、単体の食材の良さはそのままに、それぞれが混ざり合い溶け合い、新たな風味が生まれます。鍋の中の彩りも楽しみのひとつです。
さて皆まさには、心に残るスープ、思い出に残るスープはありますでしょうか。
昨日は、雨と晴れを繰り返す空模様の中、雨に当たることなく着物の時間を楽しみました。紅葉のランチ会、オーベルジュ ドゥ ミクニにて。皆さま思いおもいの装いで、深まる秋を満喫されました。
初おろしの結城に、鱈目間道の帯を合わせてベージュと茶の濃淡で仕上げました。
これからは着物!とよく紬でお出かけされるお客様、この日は献上を合わせて上手にランチモードです(左)紫地の江戸小紋に帯は同じく紫地のふくれ織を合わせて、小物もパープルでまとめて(右)
母は板締め絞りの小紋に松尾鏡子作の帯を。紺の帯締めをポイントに。私は市松模様の小紋に、帯は型絵染の蝶を。この小紋は袋帯とも相性が良く、友人の結婚式などにも活躍しました。
さて、お料理の美味しさにはいつも大満足です。メインの前のひと皿、フォアグラのテリーヌの周りにはイチジクが巻き付けられて!こっくりとした風味が癖になります。
毎回目にも楽しいデザートは、モンブランでした。丸いアーチは飴細工、素敵です。
昨日は、お寺の報恩講で行われた落語会に、いざ着物で。黒無地の大島に、高木錦司作の帯を合わせて。錦司さんの作品は、どれもデザインや色遣いにハッとするものがあり、無地のお着物によく映えまたモダンな雰囲気にもなります。少しインパクトのある装いにしたい時の強い味方です。
ご一緒したお客様は、お義母様から頂いた小紋を仕立て直し、この日初めて袖を通されました。帯は藤井絞。黒地に様々な色が彩る、美しい帯です。色無地や付下げにも幅広く使えます。帯締め帯揚げは、グリーン系の無地を。無地をス〜ッと装いの中心に引くことで、着物と帯がうまく調和します。
さて関西落語会の重鎮、笑福亭仁智さんの落語は登場からすでに笑いが起こり、枕、噺もベテランならではのテンポで楽しく拝見しました。久しぶりの着物で落語、堪能しました。