• カテゴリー別アーカイブ お着物の話題
  • 絹雲織

    そろそろ、お単衣を想います。

    言葉ではうまく表現できません。程よい光沢、糸の様子が際立つ、絹雲織の無地です。(勝山さと子作)京印伝をあしらい、勝虫を配した帯(誉田屋源兵衛)と共に。

    雪輪を地模様に、ほんのりピンク色の無地に、金の無地ですが表情豊かな帯を(桝屋高尾)合わせて。雪花絞りの帯揚げを(藤井絞)ポイントに。

    お出かけはできませんが、あれこれ妄想したい毎日です。


  • 着物でディナーを

    先日、和のディナーを楽しまれました。

    静かな雰囲気の江戸小紋に、古典柄の帯が良く合います。

    数種類の小紋柄がお洒落に配された切りばみの小紋、贅沢です。幾何学模様の帯が映えます。

    ウィルスの騒ぐご時世ですが、ちょっと気分転換、こんなお知らせは嬉しいです。

     

     


  • 春を待って

    うっすら積もる雪の中、今日は久しぶりにお茶のお稽古に行きました。

    春らしい色を段に織り出した紬に、松尾鏡子作の綿織の帯を締めて。

    先生のお宅のお庭には愛らしい椿が何種類もあり、今日は雪の間から白やピンクが顔を出し、何とも言えぬ風情がありました。

    びちゃびちゃ雪でしたので、履物はブーツ。

    雪でも着物、楽しみます。

     


  • お召しを素敵に

    先日、金沢での海老蔵さんの舞台を観劇されたお客様。観劇前に、お立寄り下さいました。

    お召しの小紋に、織楽浅野の帯です。小紋は地模様もあり、落ち着いた色目ですが華やかな雰囲気もあります。少しフォーマルなシーンでは袋帯も合わせられます。

    杢目が美しいコートと共に。

    素敵な観劇コーディネートです。一緒に行かれたお嬢様の装いは、また後日ご紹介します。


  • タイトルなし

    今日から二月がスタートします。早いですね。

    さて昨日は富山からのお客様をお迎えしました。母とふたりで着物を着ます。

    母は、故吉岡幸雄氏の帯(天繭 貝紫)を、白大島に乗せて。

    私は故藍田正雄氏の「引き杢」を、薩摩木綿に乗せて。

    どちらの帯も、一見何か分からないけれど、引き込まれるような存在感があります。江戸小紋は個人的にとても好きな技法で、引き杢の帯を締めるのは、夢でした。まだちょっと負けそうですが、40代、堂々と引き杢を背負えるようになりたいものです。