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  • すくい織

    残暑は続きますが、朝はいくぶん涼しく日暮れが早くなりました。

    ホタル絞りの小紋に、すくい織の帯を。

    少し透け感のあるすくい織は、お単衣の時期にぴったりです。

    白地の帯は、ちょっぴりフォーマル感を出したい時にお勧めです。

    帯揚げは楊流。帯締めは紫と深い黄色のリバーシブルです。

    エントランスにてご覧下さいませ。


  • 名物いちご

    暖かな三月のスタートとなりました。

    メインには、いくつかの細かい柄をちりばまめた小紋に、名物いちごの帯(織楽浅野)を合わせて。帯揚げは、藍と水色が少しずつ見えるものを(渡敬)。清らかな印象に仕上がります。

    鶸色の美しい江戸小紋に、無地の織帯を合わせました。

    色で春の到来を告げます。帯揚げは緑、黄、紫など、少しずつ見えるものを(和小物さくら)。華やかですが、派手過ぎない装いに。


  • 成人の日に

    昨年、神奈川よりお振袖をお求めに来て下さったご家族がありました。藤井絞の逸品を気に入られ、合わせた帯は誉田屋源兵衛の「馬上の人」。髪飾りは、祇園エメラルド美容室で別注されたシルクの小花。

    ご本人も、ご家族も大変気に入られ、心に残る日を迎えられたそうです。

    祖母の時代からのお振袖が、今、様々なご縁が重なりひとつのご縁となりました。この不思議に感謝し、改めて日本文化の持つそこ力を感じています。

    本当に嬉しいです。